『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』第4章10節/ハタ・ヨーガによる偉大な力が目覚め・・・


ハタ・ヨーガのハタには「力」「努力」「暴力」という意味がありますが、直訳では「力のヨーガ」という意味になります。

また、ハタ・ヨーガの解釈として使われるのが、ハを「太陽」で、タを「月」とし、相反するエネルギーのバランスをとることを目的とします。(*ハを「月」、タを「太陽」とすることもあります)

私たちがいつも行っているハタ・ヨーガで身体の調子が回復していく、リラックスできる、身体が軽くなる、なんとも言えない気持ちよさ・・・などなどありますが、成瀬貴良先生の『いまに生きる インドの叡智』には

心や情緒や精神、そして人間性にも多大な恩恵をもたらしてくれるものです。

『いまに生きる インドの叡智』

と、書かれています。

そんなハタ・ヨーガの教典の中の一つ『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』の学習会を行っています。

現在は第4章を学んでいます。

ヨーガを深めたい方はぜひ一緒に学んでいきましょう♪

いつでも参加できるように、学習会で行ったことを少しづつご紹介していきます。

ハタ・ヨーガによる偉大な力が目覚め

11月は第4章10節からでした。

Ⅳー10

多種のアーサナ、種々のクンバカ(プラーナーヤーマ)を行うことによって偉大な力が目覚め、プラーナはシューニャ(空)の中に消える

『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー 後編』成瀬貴良

後半の部分を解説が難解だと感じました。

成瀬先生は後半の解説の中で、仏教の話から【空】について書かれていてとても面白いのですが、ここでのシューニャ(空)は仏教の概念ではなく、心の働きがなくなったサマーディのことをさしていると書かれています。

サマーディの同義語のところでも【シューニャシューニャ】と書かれていました。

また、前半の解説のところで先生は

多種のアーサナ、種々のクンバカ(プラーナーヤーマ)を行うことによって

アーサナは第Ⅰ章、プラーナーヤーマは第Ⅱ章で学びました。双方ともハタ・ヨーガの根幹をなすサーダナです。と同時に、日本ではハタ・ヨーガというと、ほとんどがこの2つのテクニックの習得に終始しているのが現状です。これはあくまで個人的な感想ではありますが、アーサナよりもプラーナーヤーマ、プラーナーヤーマよりもムドラーのほうがより興味を引かれます。それまで知らなかったことを知る喜びは、ことばでは言い尽くせません。ヨーガは広大で奥が深く、自分の知識と経験の浅さに驚くばかりです。・・・

『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー 後編』成瀬貴良

先生でさえ、「自分の知識と経験の浅さに驚くばかりです。」と書かれています。

何年学んでもまだまだと思えるのがヨーガの学びです。

キリがありません。

でもそんなヨーガに出逢えたことを本当に良かったと思っています。

体験レッスンに来られる方に「ヨーガをしようと思った理由」をお聞きすると、「一生学べるものを探してヨーガに辿り着きました。」という返答をいただくと「あっ!仲間がいた!!」と思って嬉しくなります。

私自身も始まりは健康からヨーガに入りましたが、成瀬先生との出逢いからヨーガの広大さと奥深さにどっぷりとはまってしまいました。

そしてさらに先生の解説は

『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』のような伝統的な教典を学ぶことによって、ハタ・ヨーガにはさまざまなサーダナがあることを知ることができます。ここに改めて教典学習の重要性を強調したいと思います。『ハタ・ヨーガ・ブラディーピカー』に限ったことではありません。『ヨーガ・スートラ』や『バガヴァッド・キーター』など、学ぶべきヨーガの教典はたくさんあります。

『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー 後編』成瀬貴良

と、書かれています。

ぜひ、広大で奥深いヨーガを総合的に学びながら深めていきましょう。

12月の学習会は4章16節からです。

私の資料には講義で先生がたくさんコメントしていたことが残っているので、本には書かれていないこともお伝えしていきますね。

12月の学習会の日程

8月から開始時間を早くしていましたが、オンラインで6:30〜7:00まで瞑想クラスがあり、そこから清水町教室へ向かうとどうしても渋滞にはまってしまいます。

なので、開始時間を30分遅くしてスタート!します。

以下、ご確認くださいね。


日時:2023年12月19日火曜日9時〜10時30分
場所:Yoga Bija 清水町教室
講師:加藤 照美(Yoga Bija主宰)
持ち物:『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー 後編』(*貸出も可能ですが、数に限りがあります。お申し込み時に必ずお伝えください。)/筆記用具
その他:坐学です。床に坐っても楽な服装でご参加ください。
受講料:3000円

ご予約と締切について

ご予約はLINEでもできるようになりました。

メールやお電話でも受付ていますので、お好きな方法をお選びくださいね。

LINEにてBijaと繋がってくださいね。

メール:ylsbija@gmail.com  お電話:09079122282(加藤)

ぜひご一緒にヨーガの教典を読みましょう♪

最後に

お知らせなど、日々の暮らしで見つけた気づきなどInstagramで発信しています。

毎日の更新を目標にしていましたが、一度ついた怠け癖がなかなかなおりません・・・

猛反省中です。

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加藤

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