スヴァーミー・ヴィシュワルーパナンダジーとのサット・サンガにて【その4】
少し間があいてしまいましたが、7月のスヴァーミージーのサット・サンガの様子をお伝えしていきたいと思います。
7月29日の様子は
【その1】 こちら
【その2】 こちら
【その3】 こちら
今回は7月30日(土)の狛江、トリャンバカム・ヨーガ・センターで行われたサット・サンガの様子です。
この日は早野先生のハーモニュームの演奏でジャヤ ガネーシャ キールタンからはじまりました。
そして、グルへの讃歌。私達がよく唱えるグル・バンダナと途中まで同じですが、後半がちょっと違うのでスヴァーミージーに習って唱えていきます。
続いて講義がはじまります。
この日はアーサナの意味からお話しがありました。アーサナの意味は【安定】です。その安定は自分の内面、心が安定していなくてはアーサナでありません。
好きとか嫌いとかがありません。不幸をさけたいという欲望もありません。アーサナを外見だけで練習していたら心の安定はありません。心が【無限】と一体になる為にアーサナの練習をします。
目は対象物を見ます。その対象物には【形】と【名前】があります。それと同じように心が外に向かう時、そこには【形】と【名前】があります。
想像してみてください。
【形】と【名前】がないものを・・・。それを見ることができますか?アーサナを練習することでそれが見えてきます。アーサナは肉体を使います。心も使います。知性も使います。アーサナを行なうことで違うレベルの身体を見ることになります。だから、肉体に囚われずに行いましょう。そうすることで本当の練習になります。それには【今ここ】にいる必要があります。
マインドも使います。パタンジャリはだからまず【ヤマ】【ニヤマ】と言いました。これはヨーガをやっているのなら知っていて欲しいことです。自分のボディを訓練することは大切です。馬を手綱で操ることと同じです。【四つの馬】をコントロールするのに【ヤマ】【ニヤマ】が必要です。そのコントロールした馬に乗ると永遠の幸せになります。
では、【四つの馬】とは何でしょう?
それは、肉体・バイタルボディ・メンタルボディ・知性の身体です。私達の肉体は心のエネルギーで動いています。心とエネルギーで身体と感覚器官を動かします。知性の役割は良い行いか?悪い行いか?を判断します。行動する時に、肉体・バイタルボディ・メンタルボディ・知性の身体がどう動くのか、ただ見ていてください。
坐っているのはだれか?どのボディか?
あなたは行為の結果に振りまわされています。ヨーガはユニオンです。二つのものが一つになることです。では、誰と一つになるのでしょうか?
スヴァーミージーは波のお話しなど例え話をしてくださいました。
【名前】と【形】を取り去ることが大切ですが、大変です。ですからゆっくりと深めていきましょう。と、仰いました。
また、ムドラーには内なる幸せという意味がある。行動が生まれるがそれが聖なる行為になる。私達の身体が動くだけで内なる幸せになります。私達は行為する時に内なる幸せをみることで、それはムドラーになります。
つづく
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