スヴァーミー・ヴィシュワルーパナンダジーとのサット・サンガにて【その5】
8月も半分を過ぎてしまっていますが、引き続き7月30日の狛江のトリャンバカム・ヨーガ・センターでのサット・サンガの様子です。
7月29日の様子は
【その1】 こちら
【その2】 こちら
【その3】 こちら
7月30日の様子は
【その4】 こちら
アーサナの実習の後は、プラーナーヤーマの講義からでした。
プラーナの拡大は創造で、プラーナの収縮は破壊。プラーナ(エネルギー)は目には見えませんが生命エネルギーです。どうゆうふうに呼吸がおこっているのかを見ます。
アーナパーナ・サティは呼吸を使った瞑想です。アーナパーナは息を吸ったり吐いたりすること。サティは真実です。なので息を吸ったり、吐いたりして真理をみること。ただ息を吸ったり、吐いたりしているだけではなくて、内側のマインドで見ます。マインドは【意識】です。【意識】には三つあります。
●目覚めた時の意識
●普通の意識
●夢を見ている時の意識(無意識)
【意識】はひとつひとつの行為の背後にあるものを体験できる。行為の背後にあるものを意識するという時は、リラックスした時に発揮される。緊張は表面的な意識の時だけです。呼吸の練習で行為の背後にあるマインドが出てきます。
そしてプラーナーヤーマを行いました。
カパーラ・バーティを行なうことで疲れや緊張を破壊します。終わった後にはいつもの呼吸と変わります。1分カパーラ・バーティを行なうとマインドが止まります。そして内なる平和を感じることができます。私達の内側にあっていつもは緊張で気づくことができないものを感じる為にカパーラ・バーティを行います。定期的な練習で理解できるようになります。そして息を吐くときにはムーラ・バンダを行います。
五つのプラーナ(パンチャ・プラーナ)について。
アパーナは毒素を排出します。サマーナは食物や水の消化。プラーナは胸の部分、肺や心臓の働き。ウダーナはエネルギーを脳に持っていきます。ヴィヤーナは身体中の感覚器官を動かすのに役立ちます。
ジャーランダラ・バンダをする理由についてお話しがありました。
水は何でできているのか?それは【水素】と【酸素】です。【水素】はピンガラーの流れで【酸素】はイダーの流れです。ジャーランダラ・バンダをすることで、イダーとピンガラーが機能しなくなるので、スシュムナーに水(ジャラ)が流れるそうです。初めて聞いたお話しでした。
ジャーランダラ・バンダは大切です。
カパーラ・バーティの後は、手を上げてジャーランダラ・バンダ、ウッディーヤナ・バンダ、ムーラ・バンダとシャーンバヴィー・ムドラーを行います。
これで7月のサット・サンガの様子のまとめは終わります。
7月30日は実技が多く、文字にするには限界がありました。
ぜひ、皆さんも体感してください。
8月は瞑想のクラスで若干名参加可能です。
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