スヴァーミー・ヴィシュワルーパナンダジーとのサット・サンガにて【その2・モノを見るときの五つの要素】


前回の続きです。

【その1】はこちら

前回はヨーガ的な行動【カルマ・ヨーガ】が中心のお話しでしたが、次にスヴァーミージーは【ラージャ・ヨーガ】【ジニャーナ・ヨーガ】【バクティ・ヨーガ】について語られました。シヴァーナンダさんが提唱するようにヨーガを総合的に行なうことの大切さを仰っていました。

【カルマ・ヨーガ】【ジニャーナ・ヨーガ】【バクティ・ヨーガ】の総合的なヨーガの実践として、私達はただ坐りました。

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心を綺麗にする方法は、アーサナ、プラーナーヤーマ、瞑想のヨーガの実践だということ。そして身体が綺麗になるだけではなく心の浄化なので、それらを【自分がおこなっている】と思ってやると、前回の色メガネと同じようになるので注意して行なうこと。だから、ただ坐る練習なんです。

続いて、スヴァーミージーから質問がありました。

「人生の目的はなんですか?」

答えは「永遠の幸せの中にいきること」。五感の喜びの楽しさは身体と心が緊張します。緊張の時間が続けば人生が緊張になります。だから五感の喜びは緊張が生まれるのです。緊張を開放するのは正しい理解のもとに行動することです。正しい理解とは「みんな同じ」「違いはない」という見方です。こうゆうことができるようになるのがヨーガの実践です。

私達はモノを見るときに【五つの要素】で見ます。

●「ある」ということ

●意識

●神の恩寵

●名前

●形

名前と形は差別するものなので、この二つを除いた3つで見るのが正しい見方です。ワンネスに繋がっていきます。先に説かれた、正しい理解とは「みんな同じ」「違いはない」。

【サット・チット・アーナンダ】を実感するためにヨーガをします。心を働かさない行動を積み重ねると聖なる行動になります。

これが行動の秘訣です。

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こんな風に『バガヴァッド・ギーター』を中心に講義と実技で進んでいきました。

「ただ見る」というのは難しいことだから時間がかかる。なので諦めずに続けることが大切です。

 

アーサナやプラーナーヤーマのやり方も、自分の中で先生と生徒を作り、日々自分の行動を眺めるように行います。人間は忘れっぽいから傍観者になる練習を続ける。毎日、1時間でも30分でも、自分が身体でもない心でもない時間を作ることが大切。自分の周りの出来事が自分とは離れていることがわかれば、それは完全なリラックスです。

毎日続けましょう。アーサナを練習する時、それは起こっているんだけど「自分がやっている」という練習にはならなくなります。アーサナに限らずそれは散歩でも同じようにできます。【ただ起こっているだけ】です。ヨーガの初心者でもできます。ある行動(散歩、掃除)を30分何も考えず行い、リラックスした状態で30分坐ります。あーしようとか、こうしようとか思わずに。

 

そうすると最終的に意識が【サット・チット・アーナンダ】になります。

名前と形で見ていたら、そこから離れましょう。

自分が意識そのものになります。

 

 

つづく

 

8月のスヴァーミージーとのサット・サンガは

狛江 キャンセル待ち

三島 残り3席ご用意できます

詳しくは こちら

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