【サット・サンガ】2024年10月の学び


気温の変化が激しいですね。

とはいえ、季節は確実に移り変わっています。

姫之湯教室ではさざんかが咲き始めました。

今月はサット・サンガの日に姫之湯教室のあるMOTERでイベントがあります。

CONNECT.”ART Door” https://himenoyumother.com/blogs/nevermind/connect-art-door

普段はオンライン開催ですが、イベント参加後も引き続きサット・サンガへリアルでご参加も大歓迎です。

サット・サンガは毎月基本第4土曜日開催です。

参加者で『ヨーガとこころの科学』を読みながらシェアしています。

2024年9月から自分なりの学びの振り返りをまとめてみよう!ということになりました。

ぜひ一緒に本を読んでいる気持ちで参考になれば嬉しいですし、仲間も随時募集しています。

興味がある方は本を用意してご参加くださいね。

『ヨーガとこころの科学』今月の学び

◉なおみ

p23 5行目

精神活動こそが真の活動なのである。

8行目

肉体は心のエネルギーを放出させる場所として、また心の楽しみを実現する場所としてつくられた単なる道具である。

というところが心に響きました。

普段の生活の中で、単なる道具である体に引っ張られがちになることがありますが、「体が」ではなく「心が」どう感じるか、エネルギーの源は心である、ということを常に忘れないようにしたいと思いました。

また、

p26 12行目

 心が乱されると体もまた乱される。体が行くところへはどこへでも、心は従っていく。心身ともに乱されれば、プラーナは間違った方向に流れてしまう。全身にまんべんなく行きわたる代わりに、不調和で不均等な波動を出す。

とありますが、私も人とのかかわりの中で、揺らいだりざわついたりする心の乱れから、夜眠れなかったり、いまいちやる気が出なかったりすることもありました。

気にしないようにしているつもりでも、実際に心をコントロールするのはなかなか難しいことではありますが、アーサナをしたり瞑想をしたりして、体も整えながら心の落ち着きを感じ、”心の清らかさ”を保てるようにしていきたいと思います。

◉てるみ

やっと第二章【心と体】に入りました。

先月も面白かったけど、今月もまた面白いし、新しい気づきがありました。

今月も私の面白かったところをシェアします。

⚫︎体は心の楽しみの道具

そもそも感覚器官をそなえた体は、心が外に現われた姿であり、逆にいえば、心は、この体の目に見えない姿であるともいえる。心は思う物の形をとる。

「心は思う物の形になる」って凄いですね。

どうせ、色々と思うし、考えるし、そしてその形になるのであれば、心がネガティブに傾いていると気づいたら、ポジティブに変換しておいた方がいいということじゃないですか?

ニコニコ笑顔で毎日過ごしていれば、その形になっていきます。

どこに自分の思考をもっていくか?が、わかりますよね?

これを知ったら、うまくいかなくても繰り返しポジティブ変換を練習していけば、必ず毎日が明るくなります。実証済みなのでやってみてください。

しかし、体はそれ自身では何も知ることはできないし、不活発なものだ。たとえ、この肉体が滅びても、またそれに相応した肉体を新たに手に入れるのである。肉体は、心のエネルギーを放出させる場所として、また心の楽しみを実現する場所としてつくられた単なる道具である。

輪廻転生ですね。

私たちは体がとても大切だと考えています。健康に気を遣い、病気にならないように予防接種をしたり、健康診断を受けたり、身体に良いものを食べたり、飲んだり・・・執着がありますね。決して体を乱暴に扱えということではないのですが、ヨーガは、道具として体の手入れをしながらも、執着をしないという、難しい練習をしています。難しいから繰り返し練習するんだとスヴァーミージーから教わりました。執着があるから輪廻転生をしてしまうと言います。輪廻転生の束縛から解放されたかったから、インドではヨーガや仏教が生まれました。

⚫︎考えが体を作る

心の働きのみが真の活動なのであり、体が先なのでは決してない。

思考や気分、信念や感情が目に見える姿となったものが体なのだ。

その人がしばしば考えることそれにもとづいて、心はその姿に形成されて行くのである。

例えば特定の考えに心が向けられ、その考えを続けるとき、決まった波動になる。そこでこの波動がより多く起き、より繰り返されるようになると、習慣化して癖となる。体は心に従い、心の変化をまねるのである。

この部分は全部、どこをとっても面白いし、これを忘れないようにしたいと思います。

⚫︎顔は心の鏡

心はこの体の目に見えない姿である。肉体は心が外に現われた姿である。

顔は心の鏡なのである。

体は常に心に従う。心が高い次元から落ちるのを感じとると、体はすぐに準備にとりかかり、顔や体にこの徴候が表われる。だから恐怖、心配、悲嘆、快活、喜び、怒りなどのすべてがさまざまな顔の表情として表われるのである。

これを読んで思い出したのが、中医学の望診という方法です。中国では皇帝に触れることなく顔を観て病気を見つけることから始まったと聞いたことがあります。心の状態が体に表れるので診断結果は正しかったと聞きました。西洋医学では検査して、データーをとって、患者の顔を見ることがあるでしょうか?先生はパソコンと睨めっこでは、人が診断しなくてもできそうです。望診される先生は、たとえ病気でも、その人の醸し出す雰囲気から、これはすぐに治るとか、悪化しそうだとわかるそうです。顔だけではなく、全身から良い気も悪い気も出てしまうものですね。日々色々なことが起こるので、いつも自分の心を一定に保つためにもやはり、アーサナしてプラーナーヤーマして瞑想することが大切ということに辿り着きますね。

⚫︎心と体は相互に作用する

心と体は密接につながっている。心は体に作用し、体は心に作用する。

これは誰にでも実感があると思います。お互いに作用しあうけど、前に書かれているように

心の働きのみが真の活動なのであり、体が先なのでは決してない。

なので、心をいつも穏やかに保っておくために瞑想が良いですよね。

朝、瞑想すると1日穏やかでいられます。穏やかだと判断が冷静にできます。

⚫︎悪い考えが病気の第一の原因

体を蝕む病気の第一の原因は、悪い考えである。

このことに対してスヴァーミージーは丁寧に教えてくれています。

実は、心の中で考えていることは何でも体に顕われる。他人に対して抱くどんな悪意や恨みも体にすぐに影響し、何らかの病気として体に顕われる。激情、憎しみ、長期の激しい嫉妬、心を触む心配、激怒の発作が実際に体の細胞を破壊し、内臓などの病気を引き起こす。怒りの爆発は、脳細胞に大きな損傷を与え、血液の中に有毒な化学物質を発生させ、体全体にショック反応を起こす。あらゆる機能低下をもたらし、胃液、胆汁などの消化器系の分泌物の低下、体力の衰え、寿命を縮める、ひいては若死の原因ともなるのである。

  心が乱されると、体もまた乱される。体が行く所へはどこへでも、心は従っていく。身心ともに乱されれば、ブラーナは間違った方向に流れてしまう。全身にまんべんなく行きわたる代わりに、不調和で不均衡な波動を出す。すると食べ物は正しく消化されなくなり、肉体の病気が始まる。

体を苦しめる病気は二義的な病気であり、もしろ心を悩ます潜在意識の印象が主要な病気といえる。

これは、間違えて捉えていることが多いような気がします。

ここでもスヴァーミージーのアドヴァイスは的確でした。

だから悪い考えが止滅されれば、体の病気はなくなる。心の清らかさは、健康な体を意味する。だから何を考えるかに心を注がなくてはならない。常に気高く、親切な思いを持つことが大切である。

すると調和と健康と美しさがあなたのものになり、あなたは輝くことができる。

悪い考えが浮かぶことだってあるかもしれません。でも、これも、今ここで気づくことができたのだから、少しずつ変えていくようにしていきたいです。ウパニシャッドに書かれているように、悍馬を手綱を使っててなずけるように、自分の心を客観的にみながら、間違った方向に向かいそうになったら調整していきたいですね。

長くなりました。

最後までお付き合いくださってありがとうございます。

◉みきこ

p23 心は楽しみの道具

 3行目

心が麻痺すれば、体は知性を示さなくなる

 4行目

心が体を制御し、あらゆる仕事をいいつけるのであり、精神活動こそが真の活動なのである。

 ’健全な肉体には健全な精神が宿る‘という言葉を耳にしたことがありますが、’健全な精神が健全な肉体を作り上げる‘とも言えるのだなと思いました。

 自分の経験を振り返ってみると、精神的に大きな衝撃を受けた時、視界がモノクロに感じたり、味を感じなくなったり、耳が遠くなったりと感覚器官が鈍くなる感覚を味わったことがあります。

 心が体を制御しているのだということ、納得でした。

p26 悪い考えが病気の第一の原因

 1行目

 体を蝕む病気の第一の原因は、悪い考えである。実は、心の中で考えていることは何でも体に顕われる

 以前、癌の宣告を受けた人がその瞬間から日に日に弱ってしまう姿を目の当たりにしたことがありました。

 体が健康な状態、不調を感じていない状態であっても、ひとつのきっかけで精神的なダメージを受け、調子を崩していくということを目の当たりにし、宣告を本人にする際、本人がその病気に対してどのようなイメージを持っているのか?受け止められるのか?ということを潜在意識レベルまで観察しておくことは大切なことだと感じた出来事でした。

 経験として自分の中にあっても、これらの一節に触れることがなかったら、経験を智慧に落とし込むことができなかったと思います。改めて勉強会という場に感謝です。

2024年11月〜2025年2月のスケジュールなど

◉11月23日  

◉12月21日 (*第3土曜日)

◉1月25日

◉2月22日

・16:45〜Zoomオープン  

・17:00〜18:30  サット・サンガ

・Zoomを使って行います。

・無料で行っています。

・『ヨーガとこころの科学』をご用意ください。

お問合せ/ご予約

ご予約は、24時間前までにお申込みください。

LINE や下記記載のメールやお電話、予約サイトからお申込みいただけます。

現時点でキャンセル料はいただいていません。

キャンセルの時もご連絡お願いします。

●LINE

●メール:ylsbija@gmail.com

●電話:090-7912-2282

お問い合わせもお気軽に上記まで。

Bija(ビージャ)について

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◆ 教室の場所

Bijaの料金について

◆ 料金

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◆ ヨーガ指導者育成コース

最後に

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加藤

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