【サット・サンガ】2024年11月の学び


12月に入り、朝の気温は一桁台になりました。

早朝ヨーガの時間は11月から変更になって6:30スタートですが、姫之湯教室は6度とか7度です。

大きなファンヒーターで暖めてから行っています。

オンラインでご参加の方も、お部屋の温度、湿度を少し気をつけてご参加くださいね。

そんな寒い姫之湯ですが、サット・サンガのリアルでご参加も大歓迎です。

サット・サンガは毎月基本第4土曜日開催が、毎年12月は年末にかかるので変更し、今年は第3土曜日に行います。

12月21日冬至に開催します。

今年は結構豊作です。

ぜひ、柚子湯用にお持ち帰りくださいね。

Yoga Bijaのサット・サンガは、参加者で『ヨーガとこころの科学』を読みながら、感想をシェアし、わかりにくいところをみんなで熟考しています。

また、2024年9月から自分なりの学びの振り返りをまとめてみよう!ということになりました。

ぜひ一緒に本を読んでいる気持ちでお読みいただき、参考になれば嬉しいですし、仲間も随時募集しています。

興味がある方は本を用意してお申し込みくださいね。

『ヨーガとこころの科学』今月の学び(2024年11月23日開催)

11月は【嘆かわしい医術】から【プラーナーヤーマの効力】の前半まで学びました。

◉みさき

【苦痛は心の中にのみ存在する】の

自分が心とつながった時にだけ、苦痛がある。

苦痛の原因は心の中にある。

が印象的でした。

たまたま体に不調を感じている時で、自分へのアドバイスにもなりました。

『常に不調や病を思い続けている🟰痛み、苦しみを増している』そこに意識を向けているから感じることで、切り離せばよいのだと。

簡単なことではないですが、日々意識することが大切なのかと思います。

喜び、美しいものに意識を向けて生活してみたいです。

また、「執着心」についてもあり、改めて日常から無くしていければなぁと思いました。

ここ数日、執着やエゴにフォーカスして生活しています。

どのように日々の生活に影響しているのか、みています。

変化もみていきたいです。

今回も楽しく学ぶことができました。感謝。

◉なおみ

p28 「諸悪の根源は執着心」

肉体こそが自分の存在理由であるという間違った思いが諸悪の根元なのである。間違った知識から、自己そのものと肉体を同一に考えるのである。この結果肉体に執着する。そして、所有意識が生ずる。

自分の妻、子供、家などと自分を一つに考える。これは執着であり、これが東縛、悲しみ、苦痛を招く。

これまでの生活の中でも、私自身「執着心」はあまり強く持っている方ではないと思っていましたし、ヨーガを学びより気をつけようと思っています。

また、夫や子どもに対しても「自分の」と捉えたりコントロールしたりせず、個人を尊重しようとしてきたつもりでしたが、

他の国の人びとが戦争で死んだと聞いても泣かないが、自分の息子が死んだとしたら、涙をいっぱい流して泣くのだ。これが執着なのである。「私の」という言葉は心の中に驚くべき結果をもたらす。次の二つの言葉が心の中にもたらす変化に注目してもらいたい。「馬が死んだ」そして、「私の馬が死んだ」

という部分を読み、もし自分の子どもが死んだら…と考えるとその悲しみや苦痛は他に比べてどうしても強くなってしまうだろうと思いました。

自分の子に以前、自転車の運転に気をつけてね、という話をしていた時に「それで死んだらそれまでだということだよ」と言われ、私は「そんなこと言わないでよ!」と返したことを思い出しました。

(事故には気をつけてほしいですが)やはり、失うことに対する悲しみや苦痛の源は「執着心」なのかもしれないと思いました。

日々の中で”執着している自分”に気づき、それを手放していく作業をコツコツ積み重ねていきたいと思います。

◉かとう

●諸悪の根源は執着心

肉体こそが自分の存在理由であるという間違った思いが諸悪の根元なのである。間違った知識から、自己そのものと肉体を同一に考えるのである。この結果肉体に執着する。そして、所有意識が生ずる。自分の妻、子供、家などと自分を一つに考える。これは執着であり、これが束縛、悲しみ、苦痛を招く。

今月はヨーガの学びの中で何回も向き合っている執着心についてまた考える時間になりました。

初めてインドに行った時にスヴァーミージーから「肉体に執着するから生まれ変わってしまうんです。肉体は自分そのものではありません。肉体は観察する、観るものです。」と、教わりました。

また、子供は自分の所有物ではないということはわかっていても、心配になるし、困らないようにと口を出したり、サポートしてしまったり・・・。

学びを実践していかなくてはならないのだけれどなかなか難しい課題です、特に肉体はリアルに反応します。

なので、切り離すのはなかなか難しいです。

スヴァーミージーは「アーサナをする時にゆっくり動きながら、観察を繰り返し、ジャッジせず、ただただ見続けなさい。難しいから練習するんです。」とアドバイスをもらいました。

さらに練習を続けなくては!

●苦痛は心の中にのみ存在する

喜びに満ちあふれる時、激痛さえ全く感じない。

これはマタニティ・ヨーガでも練習するイメージを使うソフロロジーに似ていると思いました。

出産時は痛いですが、痛いのは何でなのか?赤ちゃんが産道を通ってくるからなので、赤ちゃんが生まれてくる喜びに満ちていれば、痛くないといいます。

そのためには沢山イメージを使っていく練習が必要です。

あっ!これもまた練習ですね。

●体を支配するには心を制御せよ

大部分の人間の心は、数多くの事物に支配されている。心があまり進化していないため、食物でできたレベルによってのみ大抵の人は生活している。もっと知性を発達させれば、知性を通じて心を制御することができる。

心を制御すれば、体をも完全に支配できる。体はただ、心の影にしかすぎない。体は心の表現の場所として、心がつくりあげた器なのである。心を制御した時、体は心のいうなりとなり、容易にコントロールされる。

覚えておきたいことですが、心のコントロールというのはなかなかハードルが高いです。

瞑想の練習をしたことがある方は実感があると思います。

●プラーナは心の覆い

「この世に二つの主要な物質がある。それは「心」と「プラーナ」(生命エネルギー)である。プラーナがあるところには、必ず心も存在する。鼻から出た、体外の息の動きの中にさえ、心は交り合っている。プラーナというエネルギーは、いわば心の外側の覆いなのである。」

鼻から出た、体外の息の中にも、心が交じりあっている

という部分が面白かったです。

言われてみればそうだな〜って思いますが、考えたことがなかったのです。

そして、そう思うと楽しくなってきます。

また、

肉体的に他人に影響を及ぼそうとする場合には、直接相手に体で接触しなければならない。しかし、プラーナの場合には、遠くにいても送り出すだけで、その生命エネルギーを他人に与えることができる。プラーナは肉体より微細にできているためである。何千キロ遠く離れていようと、そのこと、その人を考えることだけで、精神的に影響を与えられるのである。

スヴァーミーはプラーナで治療ができてしまうと聞いたことがあります。

でもここでは「何千キロ遠く離れていよう」と書かれていました。

スヴァーミーのような純粋性の高い方のプラーナはそれもありえるかもしれません。

「心」と「プラーナ」が連動しているのなら、純粋な心をもつ人のプラーナは純粋だから、人も癒せるのだと思います。

ただそういうことができてもスヴァーミーはお金を要求しません。

必要な人に手を翳すだけです。

●心とプラーナの相互依存

プラーナと心は、互いに支え合うという関係にある。それは、花とその香り、ゴマの種とゴマ油のような関係と考えるとわかりやすい。もし一方がなくなれば、他方も存在しない。心とプラーナの両方が存在しなくなれば、考えや想念というものも生じない。

心には、集中した状態と完全に鎮まって制御された状態がある。純粋で静寂な要素によって浄化されると、プラーナは全身くまなく行きわたり、食べ物は完全に消化される。

●プラーナーヤマ(プラーナーヤーマ)の効力

プラーナーヤマ(プラーナーヤーマ)、すなわち、プラーナの制御、呼吸のコントロールは、精神力を高め、思考を深め、精神を豊かにする。さらに、精神集中と瞑想を助ける。心はしっかりと落ち着く。プラーナーヤマ(プラーナーヤーマ)によって、心は次第に粗大なものから精妙なものを感知するようになる。

この二つの部分では、心の集中とプラーナ、プラーナーヤーマがその集中を助けることが書かれています。

朝、瞑想をするとその日一日中穏やかに過ごすことができます。

落ち着いて坐るためには、アーサナしてそれに耐えれる身体も必要だし、集中が必要です。

統合して行うヨーガの実践が大切ですね。

2024年12月〜2025年2月のスケジュールなど

◉12月21日 (*第3土曜日)

◉1月25日

◉2月22日

・16:45〜 Zoomオープン  

・17:00〜18:30  サット・サンガ

⚪︎Zoomを使って行います。

⚪︎無料で行っています。

⚪︎『ヨーガとこころの科学』をご用意ください。

お問合せ/ご予約

ご予約は、24時間前までにお申込みください。

LINE や下記記載のメールやお電話、予約サイトからお申込みいただけます。

現時点でキャンセル料はいただいていません。

キャンセルの時もご連絡お願いします。

●LINE

●メール:ylsbija@gmail.com

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