心に光を灯す【サット・サンガ】スヴァーミー・シヴァーナンダの教えから得た2026年1月の学びと次回のご案内
2月の天気は目まぐるしく変わりましたね。

こんなに雪が積もったかと思えば、今週は夜のクラスは暖房なしで行っています。
春っぽいといえばそれまでですが、身体は結構頑張っていますね。
いつもより2~3日少ないだけなのに、あっという間に過ぎ去っていく2月でもあります。
外側の世界が激しく変化する今だからこそ、変わらない真理に触れるサット・サンガの時間が、私たちの内側に静かな中心軸を取り戻してくれます。
今週末はオンラインと姫之湯教室で行うサット・サンガを開催します。
『ヨーガとこころの科学』という本の読書会です。
愛と奉仕に生きたインドのヨーガの聖者スヴァーミー・シヴァーナンダの著書です。
この本を簡単に紹介すると
【私たちの心の仕組みを解き明かした『心の取扱説明書』のような本です。
なぜ心は揺れ動くのか、どうすれば穏やかさを保てるのか。単なる精神論ではなく、ヨーガの視点から科学的に、私たちの内側で起きていることを整理して教えてくれます。】
どうでしょうか?
とっても頼もしくないですか?
どなたでもご参加いただける雰囲気なので、ピンときたら迷わずご参加くださいね。
オンラインでのご参加はもちろん、姫之湯教室で直接対話を深めたい方も大歓迎です。
★ サット・サンガについて知りたい方はこちら ( 【なぜ?シヴァーナンダさんの本なのか?】についても書いています。)
2026年2月~8月 開催のご案内
日時: 2026年2月28日(土)17時~18時30分
場所: オンライン(Zoom使用)または姫之湯教室
読む書籍: スヴァーミー・シヴァーナンダ著『ヨーガとこころの科学』
参加費: 無料
持ち物: 『ヨーガとこころの科学』(お持ちでない方は初回のみ本の貸出できます)・筆記用具
参加方法: 事前予約制。
ご予約は、24時間前までにお申込みください。
LINE や下記記載のメールやお電話、予約サイトからお申込みいただけます。
キャンセルの時もご連絡お願いします。
●LINE

●メール:ylsbija@gmail.com
●電話:090-7912-2282
今後のスケジュール(基本第4土曜日開催/12月のみ第2土曜日開催です)
▶︎ 2月28日/3月28日/4月25日/5月23日 /6月27日/7月25日/8月22日
2026年1月参加メンバー各自の学びのまとめ
それでは、前回学んだところを参加者が【今月の学び】としてまとめているので参考にしてみてくださいね。
1月は【カルマ・行為・運命】から読み進めました。
◉みさき
新年最初の読書会は、新年の誓い・目標を報告しあいました。自分の目標とともに2026年も楽しく励んでいきたいと思います♪
【カルマ・行為・運命】
体と心は、過去の行為あるいは意図によって動く。だからその人の行動は、正確な機械のように、ほとんど自動的に行われてしまうのである。
過去生の行いが今の自分を形成しているように思います。
来世は現世の行動によって、ほぼ決まる。
とも後に言っています。
【悪い印象が真の敵】
真の敵は誰であろうか。自分自身の潜在意識中の印象なのである。
外ではなく、自分自身の潜在意識の中の印象だとは。。
悪い印象であれば
前向きな自己暗示と正しい考え方でこれを打ち壊すのだ。
自分はブラフマンであると『大胆に』自己暗示しなさい。
こう言っています。
大胆に、そして常に思うこと。
いつでも神様を感じること。
良いサムスカーラを貯めていきたいです。
◉なおみ
【カルマ、行為、運命】
体と心は、過去の行為あるいは意図によって動く。だからその人の行動は、正確な機械のように、ほとんど自動的に行われてしまうのである。…来世は現世の行動によって、ほぼ決まる。日常、大宇宙の真理について深く考えていれば、次の生で、真理を深く考える能力がよく発達した魂で生まれる。しかし今の生き方が軽はずみで、性急で一つのことを充分に考えない性格であれば、次の生で、落ち着かず、ぼんやりした思考能力を伴って生まれることになる。
と書かれており、目標を持つことも大切!ということで、みなさんの今年の目標を発表し合いました。
日々をぼんやりと過ごすのではなく、その目標を意識しながら、そのためにできることを深く考えたりそれを行動に移せるようにしていきたいと思います。
【思考と欲望は印象に依存する】
欲望と思考の質は潜在意識の印象の質で決まる。印象が良いものであれば、良い欲望と良い考えが起きるし、逆もまた同様である。たとえ四十歳まで悪い行いに染まっていても、慈善、唱名、自制、マントラ、学習、瞑想、貧しい人や病人への奉仕、聖者への献身などの行を今すぐ始めれば、良い印象の力で、良い行為や高潔な思いを深められる。『バガヴァッド・ギーター』の中で主クリシュナはいわれた。『最も罪深かかった者でも私をひた向きに祈るなら、善人と考えられる。正しい方向に決意したのだから』
目の前であることが起きても、人によって捉え方、受け止め方はそれぞれなのは、個々のもつ印象”サンスカーラ”が違うから、なのだと腑に落ちました。
最終ゴールは、印象”サンスカーラ”を焼き尽くすことなのだということですが、まずは”良いサンスカーラ”を貯められるようにしていきたいです。
◉みずき
【カルマ・行為・運命】
体と心は過去の行為あるいは意図によって動く
来世は現世の行動によってほぼ決まる。日常・大宇宙の真理について深く考えていれば次の生で真理を深く考える能力がよく発達した魂で生まれる。
今年の目標
私…イメージ,思考を可視化していきたい♪
日々私の心を揺さぶることを感覚的な判断だけではなく言語化,視覚化(アート,身体表現)目に見える、人に伝えることをしたいです。
【サンスカーラの束縛する力】
心は感覚の喜びの対象を考えてしまう。空想の中で迷い執着が始まる。
【思考と欲望はサンスカーラに依存する】
良いサンスカーラの力で、良い行為や高潔な思いを深められる。
*心への良い行為,響きのサンスカーラを積み重ねていきたい。
◉なつみ
自制、学習、瞑想などよい行為や高潔な思いを深めることで良いサンスカーラを貯められるということを忘れずに日々生活していきたいと感じました。
悪いサンスカーラから生じる強い欲望や感覚の喜び、執着にに束縛されないよう、無私の心をもっともっと深く考えていきたいです。
◉かとう
【カルマ・行為・運命】
体と心は、過去の行為あるいは意図によって動く。だからその人の行動は、正確な機械のように、ほとんど自動的に行われてしまうのである。
この一文は常に心に留めておきたい。
ある意味少し恐ろしいかもしれません。
すべてを神の意志にゆだねた、無私の心で行動できないのであれば、まず束縛からの解放を欲しなさい。
ここはカルマ・ヨーガやバクティ・ヨーガの定義のようなことが書かれていますが、ひとつひとつの言葉の意味の重さを感じます。
すべてを神の意志にゆだねるのも、無私の心も、「本当にできていますか?」と、尋ねられたら、自分の都合になっていることを認めなくてはなりません。
だから私達は、ここでは束縛からの解放と書かれていますが、わかりやすく言えば、輪廻転生の束縛から解放されたいと願うことをしなさいとスヴァーミーは仰っています。
だけれど、またここで「私は輪廻転生の束縛から解放されたいと思うことはエゴでないのか?」という思いが湧いてきます。
そういう時に私は、以前聞いたヨーガスヴァルーパナンダジーの講話を思い出します。
「エゴにはいいエゴと悪いエゴがあるんだよ」というお話しです。
ということは、ここでお薦めされている、束縛からの解放を欲するというエゴはいいエゴになります。
これをエゴの純化(サトヴィックにすること)というそうです。
低いエゴ(タマシック・ラジャシック): 「もっとお金が欲しい」「あの人が嫌いだ」「自分を誇示したい」といった、自己中心的な欲望に根ざしたエゴ。
高いエゴ(サトヴィック): 「自由(解脱)になりたい」「神を悟りたい」「人の役に立ちたい」「真理を知りたい」という願い。
シヴァーナンダさんは、これを「ムムクシュトヴァ(解脱への切望)」といい、ヨーガの道を歩む上で最も必要な資質の一つとして挙げています。
以前話した、【この世にあって手にいれることがとても難しい三つのもの】の一つに「悟りを得たいと願望をもつ」ことがありました。
それが思い出されます。
「解脱したいというエゴ」は、他のすべてのエゴ(好き嫌いや執着)を焼き尽くすための「最後の一本の薪」と、言われているようです。
考えてみたらそうかもしれません。
「解脱したい」という思いがあれば、私達の行為も変わりますね。
どうでもいいと思っていたら、あえて深く考えることもなく、行為の意味も言葉の背後にあることもわからず過ごしてまた輪廻を繰り返すことになるのは明白です。
自我意識は、この物理的な宇宙に新しい肉体を与えられ、過去生から抜き出された重要なエッセンスを搭載した心を持って生まれてくる。
と
前世の潜在意識の印象の傾向に従って、前世で成し遂げられなかった仕事を今生で達成しようとするのである。
と
来世は現世の行動によって、ほぼ決まる。
を読むと、シヴァーナンダ・アーシュラムのスヴァーミジーから、ユングハイム・マキ先生が聞いたというお話し「ヨーガを行っているあなた方は、前世でどれだけいい善行を行ってきたのか!」という言葉が励みになります。
まだ今生で学ばなくてはならないこと、乗り越えなくてはいけないこと、色々あります。そんな課題に怯むことなく果敢に立ち向かっていきたい。
これがシヴァーナンダさんがいうポジティブシンキングに通じるような気がします。
目の前に立ちはだかっているものは、私たちの課題で、それは超えられる課題だから目の前にあって、これを避けては通れないんです。
だったら逃げずにどんな方法があるか、心を清らかにして向き合えば、自然に道が開けてくるようにいつも思っています。
エゴは清い気持ちを曇らせるので、頭の中で損得の計算をせず、直観で向き合うことの大切さも今まで学んだことが活かされるように思います。
ただ、困難にも色々なものがあります。
2月は【適応しなさい】というシヴァーナンダさんの言葉から学ぶ【暮らしとヨーガ】のクラスを開催中で、改めて困難にも適合しなくてはならないことを学び直していますが、その時に思い出したのが、「傷つかなくていいよ」というヨーガの教えです。
様々な段階があると思います。
だから困難も簡単にひとくくりできないと思いますが、それでも今の自分に応じて「傷つくことなく」軽やかに乗り越えていきたいですね。
【印象の束縛するカ】
潜在意識の奥深く沈んだ印象から、欲望がとめどもなく流れる。欲求が満足させられると、さらに強い欲望が内に生じる。この欲望はとても強力である。心の中に感覚の楽しい記憶が起こり、心は感覚の喜びの対象を考えてしまう。空想の中で迷い、執着が始まる。心は感覚の喜びの対象を得ようと、情熱のとりこになる。
この部分は後のところでシヴァーナンダさんも引用している『バガヴァッド・ギーター』2章62節に書かれている。
人が感覚器官の対象を考えるとき、それらへの執着が生じる。執着から欲望が生じる。欲望から怒りが生じる。
これはまるで方程式みたいで、感覚器官を喜ばせるもの→執着→欲望→怒り。
必ずそうなるのは、いつの時代も変わらないようです。
ヨーガを何年も学んでいてもなかなかここから抜け出るのは難しい。
そんな時に俯瞰する、感覚器官の対象から離れることが必要になってきて、前にも書いたと思うが、アーサナをしながら私達は身体の感覚の反応に引っ張られないように、起こっていることをただ客観的に見る練習をしながら養っていきたい部分です。
また、冒頭には
潜在意識の奥深く沈んだ印象から、欲望がとめどもなく流れる。
と、書かれていて、潜在意識を書き換えるためにも、日々の定期的な瞑想が欠かせません。
【思考と欲望は印象に依存する】
欲望と思考の質は潜在意識の印象の質で決まる。
ここでも、潜在意識に触れています。
そしてお薦めされているのが
・慈善
・唱名
・自制学習
・瞑想
・貧しい人や病人への奉仕
・聖者への献身
です。
先日、【暮らしとヨーガ】のクラスで引用した『シヴァーナンダ・ヨーガ』には
Serve, Love, Give, Purify, Meditate, Realize.
神(大いなる存在)を愛しなさい。
チャリティ(布施)をしなさい。
あなたのできる限りの力でカルマ・ヨーガを行いなさい。
ジャパや瞑想など、あらゆるヨーガの実践によって、あなた自身が純粋になりなさい。
瞑想をして、
ウパニシャッドの教えを悟りなさい。
ほぼ同じ内容です。
そして、その後まだまだ続くのですが、後半には
はたして、わたしたちは日常生活の中で、本当にこれらを行なうことができるのでしょうか。
たとえば、最初の行に“Serve, Love, Give, Meditate, Realize”とありますが、わたしたちは、カルマ・ヨーガを行なっていると思うことによって、バクティ・ヨーガを行なっていると思うことによって、少し上手にアーサナをやってハタ・ヨーガを行なっていると思うことによって、あるいは、一つのポーズで長い時間坐って深いサマーディに入っているということを自分自身や他の人に言うことによって、自己を敷いて満足させてしまうことができます。
と、書かれていました。
本当にその通りだと思います。
読書会で私の瞑想体験をシェアしましたが、まだ、「瞑想している自分がいる」状態です。
これからもエゴをなくす練習をしていきながら、いつかは瞑想がやってきて、さらにサマーディが向こうから訪れてくると言われているけれど、私たちは練習者なのでそれも期待しないでただ淡々と練習あるのみですね。
また、ここに書かれていることをヒントにするなら、ジャパを繰り返し行うことも大切ですね。
集中力が弱い時でも、とりあえずジャパを練習しています。
これも『シヴァーナンダ・ヨーガ』に書いてありましたが、心が伴っていなくても、形をなくさないで続けることが大切だという話です。形もなくなったら、何もなくなってしまうからです。
私は、ユングハイム・マキ先生のアドバイスでマーラー(数珠)の半分から練習を始めました。
【悪い印象が真の敵】
ここに真の敵について書かれていて、それは自分自身の潜在意識のサンスカーラでした。
そして、いつもシヴァーナンダさんは原因に対してどうしたらいいのか?処方箋のようなものを教えてくれるのだけれど、それは
・前向きな自己暗示
・正しい考え方
でした。
自分はブラフマンであると大胆に自己暗示しなさい。
と書かれていて、これを忘れると
古い印象(サンスカーラ)が湧き上がり、のさばる
と、とても厳しく忠告されているように思えました。
ブラフマンとは色々な意味に訳されますが、【大いなるもの】という表現が自分には一番ピンときます。
【大いなるもの】はキリスト教であればイエスキリストだし、イスラム教でいえばムハンマド、仏教でいえばゴータマ・ブッタなどの聖人達の背後にある唯一無二の根本原理と考えるとわかりやすいでしょうか?
ヨーガでは実際に目で見えなくても、そこにあるもの、普遍で純粋なもののことをブラフマンといいます。
そんな大いなるものと、ちっぽけな自分と分けて考えず、シヴァーナンダさんが仰るように大胆に自己暗示することが大切なようです。
これはエゴがあるとできないものです。
ただ、そんな大胆さだけでなく、「謙虚さを忘れてはいけないよ」というのがシヴァーナンダさんの教えです。
どれもこれも気づかされることが多かったです。
最後に
私たちの教室では、サット・サンガでの深い学びを日常でも活かせるよう、短いエッセンスに分けて配信も行っています。
もしご興味があれば、下記の公式LINEまで「配信希望」とメッセージを送ってくださいね。

Yoga Bijaの公式LINEですが、個別のやり取りができるようになっています。
(*一斉配信数が決まっているため、このシェアは個別でやり取りします。)
◆ 今だけの特別なシェア内容 ◆
- 12月プレゼント:「80歳になっても老化しない人が実践している23のこと」
- 1月プレゼント:『ブリハッド・アーラニヤカ・ウパニシャッド』より「不思議な一音」のお話
(※配信数の上限があるため、個別のやり取りでお送りさせていただきます。ぜひお気軽にご連絡ください!)
また、2月からは【聴くヨーガ】というラジオ的発信も始めました。
アーカイブはグループに参加していただくとYou Tubeの限定公開で聴くことができます。
伝統の智慧に触れる『バガヴァッド・ギーター』学習会
『ヨーガと心の学び』と並行して、スヴァーミー・シヴァーナンダジーの解説による『バガヴァッド・ギーター』学習会も開催しています。
シヴァーナンダジーの重厚な解説本と、私が成瀬先生から学んだ際の資料を合わせ、多角的に読み解いていきます。ちょうど第2章が終わる、とても良いタイミングです。
- 次回日時: 3月16日(月)16:30〜18:00
- 参加方法: 清水町教室、またはオンライン
- 個別調整: 日程が合わない方は、私の空いている時間で個別開催も可能です。お気軽にご相談ください。
お問い合わせ・お申し込み
LINE以外をご希望の方は、メールやお電話でも受け付けております。
- メール: ylsbija@gmail.com
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Yoga Bija
加藤

