【サット・サンガ】アーサナの定義「スティラム・スカム・アーサナム」


12月のサット・サンガも終わってしまっているのですが、なかなか振り返る時間がなく、いまに至ってしまいました・・・。

のんびりと順次振り返っていきたいと思います。

ビージャで行っているサット・サンガはオンラインで行っています。

どなたでも参加できる集まりです。

参加者で『パタンジャリ・ヨーガの実践』を読んでいます。

『パタンジャリ・ヨーガの実践』スワーミー・メーダサーナンダ

アシュターンガ・ヨーガの実践の3番目、アーサナに入りました。

11月の復習

11月はアーサナの定義「スティラム・スカム・アーサナム」から読み進めました。

シヴァーナンダ ・アーシュラムのサット・サンガが行われる場所

『ヨーガ・スートラ』の第2章46節には スティラム・スカム・アーサナム「坐法は安定して快適な状態でなければならない」というアーサナの定義があります。

『パタンジャリ・ヨーガの実践』スワーミー・メーダサーナンダ

こんなふうに、『ヨーガ・スートラ』は短い言葉で、格言のように書かれているので、注釈書やさらにそれを詳しく解説する復註書の3段階で理解を深めていかなくてはなりません。

なので、このアーサナは何を意味するのか?ということが論じられるようです。

ここでいうアーサナは、瞑想のためのアーサナなのか?健康のためのアーサナなのか・・・?

メーダサーナンダさんは瞑想のためのアーサナだとおっしゃっています。

しかし、身体を動かさないで座るのは大変だとも書かれています。

身体は心が動くと動いてしまうんだそうです。

一点に集中することは困難ですが、だからこそパタンジャリは

「体からしずめてください、アーサナをしてください。」

『パタンジャリ・ヨーガの実践』スワーミー・メーダサーナンダ

と言うんだそうです。

そして、瞑想のアーサナ(ディヤーナ・アーサナ)の条件について

●外的条件

①人里離れたところ

②清潔で清められた神聖な場所

③座布の敷き方、厚さ

④自分専用のものを用意する

と五つありました。

③の座布の敷き方は初めて知ったことで面白かったです。

クシャ草の座布を敷いた上に、鹿や虎などの獣皮をかぶせます。

『パタンジャリ・ヨーガの実践』スワーミー・メーダサーナンダ

順番があり、さらに獣皮と言うのも、アヒンサーをヤマで謳っているのに不思議だな?と思っていましたが、インドの伝統のようです。

そしてその上に、さらにウールやコットンの布を敷きます。

『パタンジャリ・ヨーガの実践』スワーミー・メーダサーナンダ

●身体的条件

①安定した、楽で、無理のない姿勢

②背すじをまっすぐにして座る

③今までの座り方を捨てる

の三つありました。

①安定した、楽で、無理のない姿勢について、シャヴァ・アーサナを例に

このアーサナをすることで「体意識をなくしていく訓練」をしていくのです。

『パタンジャリ・ヨーガの実践』スワーミー・メーダサーナンダ

と、書かれていました。

シャヴァ・アーサナを行ったことがある方ならわかると思いますし、この本にも、体意識をなくすのは難しいと書かれています。

だからこそ、絶え間なく実践が必要ということでした。

また、③のところで、自分の座り方の癖がわからないという方がいました。

これは身体に意識を持つ練習が必要だと思うのですが、①のところでは体意識をなくすと書かれているので解釈が難しいですが、順番があるのだと思います。

クラスの中で、最初の坐法の確認のところでも、まずは安定した坐り方を練習し、背すじを伸ばし、その後に余分な力を抜いてリラックスしていきます。

安定がなければ、リラックスも難しいです。

さらに、この部分の注釈として

『ヨーガ・スートラ』第2章47節の前半についての別の観点からの解釈である。

『パタンジャリ・ヨーガの実践』スワーミー・メーダサーナンダ

と、書かれていました。

『ヨーガ・スートラ』第2章47節は

自然な性向である落ち着きのなさを減じ、無限なるものに瞑想することによって、坐法(アーサナ)は修得される。

『インテグラル・ヨーガ』スワミ・サッチーダナンダ

前半ということは、”落ち着きななさを減じ”という部分かなと思うのですが、これは落ち着いて坐ることを指すので、”今までの座り方を捨てる”というのは、落ち着いて坐れていないことが前提となっているのではないかと思いました。

なので、最初は身体を意識してみることだと思います。

そして、繰り返しの練習が必須です。

2023年1月のサット・サンガの日程

サット・サンガは基本第4土曜日開催です。

12月だけは第2土曜日に開催します。

1月は第4土曜日の28日が開催日です。(*2月は25日です。)

17時にスタートし、18時30分までの90分間行います。

Zoomで行うので準備をお願いします。(*わからない時は聞いてくださいね)

ご予約と締切について

ご予約はLINEでもできるようになりました。

メールやお電話、予約サイトで受付ていますので、お好きな方法をお選びくださいね。

LINEにてBijaと繋がってくださいね。

メール:ylsbija@gmail.com  お電話:09079122282(加藤)

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お申込みいただいた方にZoomの案内をしますので、27日までにご案内が届かない方は、お手数ですが上記より連絡ください。

締切は1月27日(金)19時までになります。

直前まではっきりしないという場合はその旨お知らせくださいね。

お申し込みお待ちしています。

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最近は夜遅くアップになっているので、なんとかリズムを戻し、お昼頃にはアップしたいと思っています。

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Yoga Bija

加藤

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