愛の権化~『シヴァーナンダ・ヨーガ』より~
11月ってこんなに暑かったかな?
南向きの教室は28度に・・・
そして、今日は成瀬貴良先生の訳した本『シヴァーナンダ・ヨーガ』から愛について。
愛の権化
スヴァーミージーは愛の権化のような方でした。
その愛は、センチメンタルとかロマンチックという言葉から連想されるようなものではなく、神聖なものでした。
それは、わたしや皆さんが知っている愛のすべての形を含んだ、たいへんすばらしいものでした。
グルデーヴの愛を語るとき、わたしたちはグルデーヴの「性質」
と「教え」との二つを見るようにしなくてはなりません。 そうでなければ、グルデーヴの愛を理解することはできません。
性質については、グルデーヴは幼少時代から、あらゆるものの中に神を観、愛していたようです。
あらゆる現象に神を観なさい。
あらゆるものの中にいる神を愛しなさい。
あらゆるものの中にいる神に奉仕しなさい。これはグルデーヴのもっとも好きな言葉であり、たびたび引用もされていましたが、グルデーヴにとっては、これらは単なる考えや言葉ではなく、生きた真実だったのです。
シヴァーナンダさんはグルデーヴと呼ばれていました。
そして、
あるゆるものの中に神様を観
あらゆるものの中にいる神を愛しなさい。
あらゆるものの中にいる神に奉仕しなさい。
という、ヴェーダンタの一元論を本当に実践されていました。
口では簡単に言えるし
幸せな考え方だと思うのですが、
なかなか実践は難しいですよね。
このようにシヴァーナンダさんは、あらゆるものの中に神様を観ていらっしゃったので、モノの扱いもとても丁寧だったと聞きます。
ペン、マフラー、メガネ・・・。
私たちできそうなことがあります。
実践してみましょう♪
『シヴァーナンダ・ヨーガ』はビージャのヨーガ指導者育成コースのテキストです。
ヨーガ指導者にとって大切な心の栄養剤のような本です。
ヨーガの学びを深めたい、バラバラしているヨーガの学びをしっかりと学び直したい方にもピッタリです。
広大な森に例えられるヨーガですが、広い森を学んでいくのには、実践と哲学など学びのバランスが大切です。
このこともシヴァーナンダさんは伝えてくれています。
これからもちょっとずつご紹介していきたいと思います。
また、この本はぜひお手元に置いておかれ、悩んだ時にパラパラ開いてみてくださいね。
Bija
加藤