サーダナとあなたの人生の生き方~『ヨーガといのちの科学』より~


今日もポカポカ陽気。

11月とは思えない気温で身体もびっくりしているかもしれませんね。

今日もまたシヴァーナンダさんの残した金言を想っていました。

短いフレーズで書かれているので、色んな風に読み取ることができます。

それにぴったりくるものをシヴァーナンダさんの本から引用しようと思ったのですが、なかなかぴったりくるものが見つからず、今日はシヴァーナンダさんの後を継ぎ、The Divine Life Society 総長に就任したチダーナンダさんが日本で行なったリトリートの様子をまとめた本『ヨーガといのちの科学』(小山芙美子 編)からのご紹介です。

 

 

人生にははっきりとした目的がなければ、ちょうど暗闇の中を手探りで歩いているようなものです。どっちに行って良いか分からないので、暗い部屋をウロウロと回っているような状態です。自分の人生には目的があるのだと言う意識をしっかりと持つことであなたの人生に意味が出てきます。どの方向に行けばいいか、そうするとちゃんと目的地に着くのかということがわかってきます。そのような目的がはっきりすると、あなたの中に力が湧いてきます。あなたの人生にはっきりした目標ができれば、逆にあなたの周りにある障害物を乗り越えていく気持ちが出てきます。知識と決心、それで十分です。

こうした気持ちがない時やまだ目的が決まらない時は、目的がない人が歩くように、永遠にただうろつくだけです。人はそんな時に、意味のない小さなことに惑わされます。多くのものがあなたをあちらこちらへ引っ張っていきます。その強い力に引っ張られながら、人はただウロウロするばかりです。それでも努力は重ねているけれど、どっちに行ってよいのかわからないということは大変な悲劇です。

そんな時、忘れてしまった神聖さをはっきりと見極めることが大切です。どうか自分の毎日の生活とサーダナ(修行)は全く違うものだと思わないようにして下さい。サーダナというのはあなたの人生です。そう思って、サーダナのためにもっと時間を使って下さい。自分の人生をもっと質の高いものにしていくための芸術、科学的なやり方を身に付けて下さい。

自分の人生の目的がはっきりとすると、自分の中に力が湧くそうです。

これを見つけられず悩まれる方が多いように思いますが、ぜひヨーガを行ってみてください。

チダーナンダさんは知識と決心で十分だと仰っていますね。

 

また、見つけられない方に、毎日の生活と修行を同じに考え、サーダナ(修行)をもっと行いましょうって仰っています。

 

ある一定の場所を作り、ある一定の時間を作り、自分のはっきりした目的のために努力をすることです。人生はずっとそうゆう修行なのです。どこでどのように暮らしていても関係ないのです。

あなたが、人生にどのようにアプローチしているかで、あなたの気持ちははっきりと決まります。自分は神の前で一緒に生活しているのだとはっきり自覚しましょう。そして今はまだはっきりしていないが、少しずつ神のところに近づいていけるのだということを認識しましょう。本来はひとつの神であるはずなのだが、自分は今、肉体というものの中に住んでいるのだと言うことを認識しましょう。弱い、くだらない人間なのだと言う思いを持つのはやめましょう。一方足を前に出す時、一息息を吸うとき、そのことを思い出しましょう。

チダーナンダさんは、人生は自分の目的の為に努力することだとおっしゃいます。

毎日です。

続けます。

また、これができないから三日坊主って言葉がありますね。

私もそうでした。

中々続かない・・・それは楽しくないから?だったように思います。

ただ、ヨーガは全く別物でした。

毎日やりたくって仕方がない。

そして、いまに至るのですが、私のようにヨーガを伝えるのが仕事だと毎日触れることができます。

今、すでに別のお仕事をしても、プラス、ヨーガを伝えることもお仕事にされると、毎日修行になるのでいいですよ。

 

また、ここで神についての記載があります。

神をどう考えるか?についてもチダーナンダさんはこの『ヨーガといのちの科学』の中で答えを示してくださいっています。

次回は神について書いてみようと思います。

 

『ヨーガといのちの科学』

発祥の地インドの聖者は語る

東宣出版

 

お手元に1冊あると、チダーナンダさんのリトリートに行った気分になれます。

 

良いことが沢山書いてあります。

 

 

Bija

加藤

 

 

 

 

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