【12月のプラーナーヤーマ】ウッジャーイー・プラーナーヤーマ


あっという間に、今年もあと1ヶ月。
明日からは12月ですね。

12月のプラーナーヤーマはウッジャーイー・プラーナーヤーマです。
今月も成瀬貴良編著 『ヨーガ事典』 ご紹介します。

【ウッジャーイー・プラーナーヤーマ】

勝利。
ハタ・ヨーガで説かれる八種のクンバカ(プラーナーヤーマ)の一つ。
口を閉じ、両鼻から息を吸うが、このとき気管を半分閉めて微かな寝息のような音を出す。
また、たいへん気持ちがリラックスし、心や霊性に影響を与えるところから、霊的呼吸とも呼ばれる。
「口を閉じ、喉から心臓にかけて響くような音をたてて、イダーとピンガラー(両鼻)から息を吸う。そして、クンバカをした後で、イダーより息を吐く。これは喉から痰を取り除き、消化の火を増大する。これはウッジャーイーと呼ばれ、動いていても休んでいても行なうことができ、水腫やナーディーや身体の根本要素から起こる病気を治す」
『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』第2章51節~53節
参照『ゲーランダ・サンヒター』第5章69節~72節

《方法・1》
①自分の好みの坐法で坐る。
②自然な呼吸の流れに集中し、呼吸が気管を通って伝わって流れていくのを感じ取る。
③何かを飲み込むときのように、喉の後ろの部分をかすかに閉じて呼吸をする。
④吸息も吐息も鼻孔を通して行なうが、声門を部分的に閉じて軽い寝息のような音を出す。
⑤吸う息と吐く息は、長く深くコントロールする。
⑥喉のところから出る寝息のような音に集中する。この呼吸を快くできるだけ続ける。

《方法・2》
①息を吸い終わった後で、右手で両鼻孔を閉じて呼吸を止め、アンタラ・クンバカをする。
②ジャーランダラ・バンダをする。
③息を吐いていくときは、ジャーランダラ・バンダをゆるめ、顔を起こし、ウッジャーイーで左鼻から吐いていく。この呼吸を、気持ちよくできる間繰り返す。

赤ちゃんの寝息のような音をたてながら行います。
10月のインド研修でリシケーシを訪れた時にもウッジャーイー・プラーナーヤーマを練習しました。
その時に、ヴィシュワルーパナンダジーから教わったこともクラスでは伝えてきます。
とっても気持ちいいプラーナーヤーマなので、ぜひ実践しましょう。

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加藤

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