心に光を灯す【サット・サンガ】スヴァーミー・シヴァーナンダの教えから得た2025年10月の学びと次回のご案内


伊豆山々は紅葉のコントラスがはっきりとしてきて、とても綺麗です。

一部分を切り取ると、なんちゃって京都みたいじゃないですか?

サット・サンガはオンライン開催ですが、姫之湯教室で参加したいとお考えでしたらぜひご参加くださいね。

★ サット・サンガについて知りたい方はこちら ( 【なぜ?シヴァーナンダさんの本なのか?】についても書いています。)

2025年11月 開催のご案内

 この読書会に興味を持たれた方は、ぜひお気軽にご参加くださいね。

日時: 2025年11月22日(土)17時~18時30分

場所: オンライン(Zoom使用)または姫之湯教室

読む書籍: スヴァーミー・シヴァーナンダ著『ヨーガとこころの科学』

参加費: 無料

持ち物: 『ヨーガとこころの科学』・筆記用具

参加方法: 事前予約制。

ご予約は、24時間前までにお申込みください。

LINE や下記記載のメールやお電話、予約サイトからお申込みいただけます。

キャンセルの時もご連絡お願いします。

●LINE

友だち追加

●メール:ylsbija@gmail.com

●電話:090-7912-2282

2025年10月参加のメンバー各自の学びのまとめ

10月はまず、ブラフマンについてから始まりました。

◉なおみ

p77 【ブラフマンから見た世界】

“ブラフマンは知覚・思考のための内部器官である心を必要としない。ブラフマンには目も必要でない。ブラフマンは自ら光り輝く存在であり、あまねく物に光とパワーを与える。内部器官の心に光を与え、外部の感覚器官にも光とエネルギーを与える。ブラフマンは超越意識そのものである。プララマンは知識の塊である。自己の知識を通じて、自分自身の内に全宇宙を自らのイメージとして見る。”

ブラフマンを思うとき、優しく、あたたかく輝くイメージを持っていますが、ここでまたイメージが深まりました。

【ブラフマンを知るには】

“ブラフマンは見聞きする対象ではない。ブラフマンは高い魂の知覚、直観によって感じ取るべき存在である。その存在、絶対的真理であるブラフマンの知識は、直観と深い超越意識の瞑想によってのみ得られる。大海原にできた波や泡が、再び海水の中に消え入るように、見る者、見る対象、見られる物が一体となって溶け込む。”

そして、そのブラフマンを感じとるには「直感」と「深い超越意識の瞑想」によってのみ得られるそうです。

深い超越意識の瞑想には、まだまだ辿り着けていないので、これもまたコツコツと続ける必要がありそうです。

また、潜在意識についての説明がありました。

“あるメッセージは、機が熟せば、閃光のごとく潜在意識から心の表面に躍り出てくる。

…睡眠中も潜在意識は休まず働いている。潜在意識は、準備したり、分類比較したり、整理仕分けをして、満足いく問題解決に努めてくれるのだ。”

とあり、とてもよくわかりました。

考えごとや、どうしようかなと思っていることも、一旦寝かせておいて、何気ないときにふっといいアイディアが降ってくることがあります。

でも、それは常に無意識でいてはだめで、やはり時々意識下に引っ張ってきたり、いろいろな経験の中でしっかり自分の心で感じたり見極めることがあってこそ、その蓄積があってこそなのだと思いました。

そして、

“この潜在意識の助けをかりて、我々は悪い性格をより健康な徳のある性格にかえられる。徳のある性格は潜在意識のなかにいっぱい残っているからである。恐怖を克服したいと思うなら、心の中で恐怖を否定し、その逆の勇気に満ちあふれている状態を思うようにする。勇気がでてくると、恐怖は自然に姿を消す。これは自然の法則だ。嫌な仕事ややりたくない義務を、好きになるようにしむけることで克服できる。潜在意識の中に、新しい理想、アイディア、性格を育てることで、古い悪い習慣から脱却できる。”

ともあります。

ヨーガを行っているとポジティブマインドになる、行動的になる、という話も聞きますが、きっとヨーガをやりながら潜在意識も変わっていっているのだと思いました。

そして、それはもともと私たちがもっているもの、潜在意識に残っているということです!もともと”徳のある性格”を持っているんだ、ということを信じることで、よりそれが引き出せることを期待しています。

◉みきこ

【ブラフマンから見た世界】

 ・ブラフマンは感覚器官を必要とせず、心も必要とせず、自ら光り輝く存在となり、あまねく物に光とパワーを与える・・・ブラフマンは、神様のような存在だなと思った。

 ・ブラフマンは意識を超えた知識の塊・・・ここでいう知識とは、悟りを得た人のみが得ることができるレベルの知識なのだなと思った。

このレベルの知識の塊を通して自分自身の内に全宇宙と一体化している自分をイメージできるのだなと理解した。

【ブラフマンを知るには】

 ・直感と深い超越意識の瞑想によってのみ得られる

 直感について各々の感覚をシェアした。直感がないという人はおらず、それぞれが何かしらの折に直感を感じているのだなと思った。超越意識の瞑想には遠いように感じるが、瞑想を続けようと思った。

第13章 チッタ(心素)と記憶

【チッタとは何か】

 チッタとは心素のこと。チッタをベースに、マナス、アハンカーラ、ブッディとよばれる三つの心の活動で成り立つ(ラージャ・ヨーガ、パタンジャリ・ヨーガ)

 チッタとは潜在意識のこと。回復が可能。(ヴェーダンタ哲学)

潜在意識は閃き出る

 心の大部分を潜在意識が占めているのに、これに気づいていない。

 心の働きの90%は潜在意識下で起こっている。

 問題が起きた時、考えても解決しない。ある時、答えが閃光のように出てきたりする。

 潜在意識の力を借りると、性格をも徳のある物に変えることができるそう。

 潜在意識の中には、日頃アクセスできない徳のある性格がたくさん残っているからということだった。潜在意識の中に新しい理想やアイデア、性格をインプットできるよう、良い考えに触れ、尊敬する師、仲間と交流する事は大切な事なのだと思った。

 加藤先生より、潜在意識にアクセスする簡単な訓練法として、自分が翌朝何時に起きるということを自分に宣言して就寝するということを教えていただいた。

これを実践して潜在意識へのパイプを太くしたいと思った。

【記憶の二つの意味】

 記憶は二つの意味で用いられる。

  ①過去の経験を貯蔵する心の働き。

  ②思い出す働き。記憶は再生することのみ。

記憶はなぜ蘇るか

 対象が記憶の原因となる時。

 対象が記憶と似ていた時。

 対象が記憶と対照的だった時。

 過去に経験した因果関係と似た状況に出会った時。

 新しい記憶の印象は古い記憶を流し去る。

 古い記憶の印象も蘇る。

良い記憶の特性

 ①呼び起こしの良さ

 ②正確さ

 ③保存能力

 ④迅速な思い出し

どの項目も、頭がすっきり、クリアな状態の時の状態だと思った。

心身の健やかさが必要不可欠だと思った。

瞑想とクリアな体づくりを日々積み重ねていくこと。

出来ずに終わってしまう日もあるけれど、日々の積み重ねの先に辿り着ける世界があるのだと思った。

◉美咲

第十二章の

【ブラフマンから見た世界】から始まりました。

ブラフマンは自ら光り輝く存在であり、あまねく物に光とパワーを与える。

ブラフマンは「すべての根源」

その光を他から受けることなく自ら放つもの。

アートマンを通じて万物を生かしている。

【ブラフマンを知るには】

絶対的真理であるブラフマンの知識は、直観と深い超越意識の瞑想によってのみ得られる

ブラフマンそのものを自己として悟ることと自らの内なる意識の深みへ降りることが必要。

学問的探究ではなく、深い瞑想・自己探求・内観によって初めて“直接的に知る”ことができる。

よくよく読むと直観で、直感と勘違いをしていた節があり… 

・直感=心の中の“感覚的な気づき”

・直観=意識そのものの“超越的な洞察”

まとめのおかげで軌道修正できました。

第十三章 【チッタ(心素)と記憶】

「ギーター的チッタ」

揺れる心、制御の対象。修練で静めるべきもの。

「ヴェーダーンタ的チッタ」

記憶・印象の機能。純粋意識に覆いをかける層。

最終的にはどちらも、

チッタの波立ちを鎮めることで真我(アートマン/ブラフマン)を明らかにする

という点で一致。

ここでは潜在意識がたくさんでてきました。

チッタは心の貯蔵庫でその中にあるのがサムスカーラ。

何かを見ると無意識に恐れを感じる反応。

これらは潜在意識(チッタ)に残るサンスカーラが反応している状態。

新しい記憶の印象は、古いものを流し去る。

これは日々生きている中で感じる。

また、古い記憶の印象も蘇る。とあり、かつて学んだ母校を十数年後に訪れると当時の記憶が蘇る。

これは本当にその通りだと思う。一気にあの頃へタイムスリップしたかのように。

◉かとう

【ブラフマンから見た世界】

ここでは、ブラフマンについて

・心、目を必要としない

・自ら光り輝く存在

・あまねく物に光とパワーを与える

・超越意識

・知性体

・知識の塊

と書かれている。

ブラフマンは知覚・思考のための内部器官である心を必要としない。

この部分は心を必要としないということと、心の定義も書かれている。

心=知覚・思考のための内部器官と読み取れる。

改めてサット・サンガで使っている本は『ヨーガとこころの科学』だけれど、自分の中で心の定義が曖昧になっているこということにも気づいた。

第1章は【心は存在する】というタイトルで、その一番最初に書かれていたのが【心とは何か】でした。

大宇宙の魂と人間のあなたを隔てているもの、実は、それは「あなたの心」マインドである。その壁を取り去るには、常に「その存在」、名前も形もない大宇宙の純粋意識のことを考え、信じて自分をゆだねることだ。そこで初めて、あなたは大宇宙の力と一体になることができる。その究極の存在をインドでは古来より、サンスクリット語でタット・サット、「その存在」と呼びならわして親しんできた。

よーく考えて読まないとわかりにくいものでした。

簡単に訳してみると

・ブラフマンとアートマンである自分をわけ隔てているのは「私の心」=マインド。

・分け隔てている壁を取り除くには、ブラフマン(純粋意識)のことを考え、信じて(これもポイントかな?)自分をゆだねること。

(エゴがあるとできないのだよな・・・だから気づいたところからエゴをなくす練習あるのみ!

昨日は5種類のノートをそれぞれ目的別に使うために、5色のノートを買ったが、いつもならこれは難しいテーマだから一番好きな色にしようかな?と、あれこれ考える・・・けど、何も考えないように、順番にタイトルを書いてみた。

小さなことだけどこれが習慣になり、思考パターンが変化し、行動を変えていきたい・・・というまた自分のエゴを発見・・・カルマ・ヨーガの難しさ)

・ゆだねることではじめてブラフマンと一体になれる。

・インドでは古来からブラフマンのことを「タット・サット=その存在」と呼んで親しんできた。(私たち日本人には親しんできた土台がないからコツコツ折に触れて感じていきたい。)

自己の知識を通じて、自分自身の内に全宇宙を自らのイメージとして見る。

ここで、最初の部分との矛盾を感じる。

ブラフマンは心(=知覚・思考のための内部器官)を必要としないのに、

知識を通じて、自分自身のうちに全宇宙(=ブラフマン)を自分のイメージとして見る。

と、書かれている。

”知覚と思考”は”知識”とは別物なのでしょうか?

”知識”は解脱へ向かう知識だと習いました。

私たちが日常使っている情報としての知識ではないとわかります。

ただ、何か腑におちず、解脱へ向かう知識というのも、知識が手段になってしまっています。

ブラフマンは頭で理解するのとは違うものだから「私はブラフマンである=梵我一如」という揺るぎない真理の認識を体験する、感じるという意味が強いように思います。

ただ、これを一般的には知識と考えるでしょうか?

簡単に知識と書かれているけど、注意が必要な部分です。 

【ブラフマンを知るには】

またここでブラフマンの意味に追加があります。

・見聞きする対象ではない

・高い魂の知覚、直観によって感じ取るべき存在(=上記の知識を手段にせず、「私はブラフマンである=梵我一如」という揺るぎない真理の認識を体験することと同じ意味かな?)

・絶対的真理

・直観と深い超越意識の瞑想によってのみ得られる

大海原にできた波や泡が、再び海水の中に消え入るように、見る者、見る対象、見られる物が、一体となって溶け込む。

私達は海を見て波、泡と別の名前で呼ぶけれど、波も泡も海には変わりないです。

私の心(マインド)が、波も泡も海を分けて考えるけど全て一緒で、またそれらが幻(マーヤー)だと気づけばいいのに、なかなか気づけません・・・

また、

直観と深い超越意識の瞑想によってのみ得られる

は、みさきちゃんの考察で、私も直観と直感を混同していたことに気づきました。

これもサット・サンガの良さですね。

直観は「ある日突然、何んだか全てのことがわかってしまう。」みたいな状態なのかなと思う。

そんな日がくるのか?と疑ってしまうが・・・ヴェーダーンタでは疑わないくらいに熟考しなさいという学びの順番がある。

なのでまずは熟考からのように感じました。

それができて深い超越意識の瞑想に辿り着けると思いました。

第十三章 チッタ(心素)と記憶【チッタとはなにか】

・心素

・メンタルな物質

・ラージャ・ヨーガでいうと三つの心活動(=ヴリッティ 内容:マナス(=意)、アハンカーラ(=自我意識)、ブッディ(=知性))のベースになっているのがチッタ

・ヴェーダーンタでは潜在意識(=沈みこんだ過去の経験や記憶からなっているが、回復が可能な状態にある。)

また、ラージャ・ヨーガの教典『ヨーガ・スートラ』から

チッタは静かな湖にたとえられ、ヴリッティ(心の働き)は水面に浮かぶ波である。その心の波を鎮め、止滅させることが、『ヨーガ・スートラ』の冒頭に述べられている(チッタ・ヴリッティ・ニローダ)。心に波が立つ原因は名前と形を持つ対象である。名前と形なくして波が立つことはない。

と書かれていました。

シャヴァ・アーサナから戻ってくると、本当に自分の内側が静かなんだと気づかされます。

心のさざなみがなくなっているように感じますが、ここで言っている状態はもっと深い境地を指しています。

アーサナを終えたあの気持ちよさの上をいく状況を体感するには瞑想の練習を重ねていくしかないですね。

【潜在意識は閃き出る】

メンタル界層の働きは顕在意識に限ったものではない。むしろ潜在意識の領域の方がはるかに大きい。しかし心は、その大部分を占める潜在意識の働きには気づいていない。人は一つのことを、その一瞬意識にのほらせることができるだけである。これはトータルなメンタル界層の働きのほんの10パーセントにすぎない。実は残りの90パーセントの働きはすべて潜在意識下で起こっている。

ここで潜在意識について、もう一度みんなで振り返りました。

私達は自分の意思で色々決定し、行動しているようでも、潜在意識下で起こっているのであれば、もっと感覚のまま生活した方が良さそうです。

でも、注意しないといけないのが、”感覚のまま”と聞いてどう理解するか?誤解が生まれやすいところでもあります。ヨーガをしていれば、それは明るいポジティブな方向で、自分を善い方向に向ける”感覚”だと理解いただけると思うけど、一般的には感覚器官を喜ばせる方や、エゴが入りやすいです。

なので要注意でもあるように感じました。

あるメッセージは、機が熟せば、閃光のごとく潜在意識から心の表面に躍り出てくる。その時、潜在意識の揚げ蓋を突き抜けて出てくるのである。

これは経験がある方も多いのではないでしょうか?

私の経験だと、リラックスしている時に閃きが出てきますが、それは熟考していることの答えの場合が多いです。

普段、顕在意識の思考やエゴ、感情といったノイズによって閉じ込められている心の扉や障壁を潜在意識の揚げ蓋と考えたら、どれだけエゴが厄介者かが理解できます。

私の好きなBTSの曲に”Outro : Ego”という歌があります。

BTSの曲はユングの心理学などがモチーフになっていると聞きます。

歌詞をみてみるととてもポジティブで前向きなエゴですが、ヨーガでは善いエゴでも最終的には手放さなければゴールには辿り着けません。

遠い道のりに感じますが、私達が行なったことには必ずどんなことにも結果が現れます。

すぐに出る結果もあれば、来世、来来世・・・といつ結果が出るかわからないものです。

だから結果に執着するエゴ(私欲)を捨てて淡々と善い行為を行います。

この結果への期待を手放すことがシヴァーナンダさんの金言 BE GOOD DO GOODです。

私の好きな言葉です。

睡眠中も潜在意識は休まず働いている。潜在意識は、準備したり、分類比較したり、整理仕分けをして、満足いく問題解決に努めてくれるのだ。

寝てる間に、こんなに仕事をしてくれています。

だから私たちの顕在意識がいくら頑張っても潜在意識には及びません。

エゴをなくして、潜在意識の声を聞きましょう。

例えば、夜の十時に床に就く時、「明日の朝二時には汽車に乗るために起床しなければならない」と思ったとする。この時このメッセージはしっかり潜在意識の中にとりこまれる。夜中の二時に間違いなく目覚めさせてくれるのは、この潜在意識のなせる技である。あなたの潜在意識は常に最も信頼のおける、まじめな仲間である。

これ、実は毎晩行なっています。

たまに・・・忘れてしまうと寝坊します・・・。

私の場合は「明日は◯曜日、◯時に起きて◯レッスンがある」といって眠りにつきます。

お薦めです。

潜在意識は常に最も信頼のおける、まじめな仲間なので、くれぐれも「起きれるかな?」とエゴを発動させ不安にならないでください。

仲間を信じていれば思ったようになります。

この潜在意識の助けをかりて、我々は悪い性格をより健康な徳のある性格にかえられる。徳のある性格は潜在意識の中にいっぱい残っているからである。恐怖を克服したいと思うなら、心の中で恐怖を否定し、その逆の勇気に満ちあふれている状態を思うようにする。男気がでてくると、恐怖は自然に姿を消す。これは自然の法則だ。嫌な仕事ややりたくない義務を、好きになるようにしむけることで克服できる。潜在意識の中に、新しい理想、アイディア、性格を育てることで、古い悪い習慣から脱却できる。

ここに潜在意識との上手な付き合い方が書かれています。

私自身もまだ手放せていない悪い性格もあります。

でも、私たちの心の奥底には、既に徳のある性格が残っているので、必ず善い方向に向かうと揺るぎなく信じています。

朝寝坊せず起きれるように、自分の悪い性格もリラックスしている時に「大丈夫◯◯◯だ!」と実現している自分を強く思って(サンカルパ)、前向きに話し、前向きに行動しましょう。

これは感情や努力の問題ではなく、潜在意識の法則に従った方法です。

難しい時にはご相談くださいね。

【記憶の二つの意味】

・記憶は潜在意識チッタの働きである。

・記憶は二つの意味で用いられている。

①記憶力=過去の経験を貯蔵する心の働き

②思い出す働き

記憶からは何も新しい知識は得られない。記憶は再生することのみである。

でも、私達は古い記憶の奴隷になりやすいです。

また、試験勉強では記憶力が発揮されます。

それが真の理解とは違うと言うことを言っているのかな?一夜漬けの記憶力は一夜で忘れてしまいます。

記憶からは何も新しい知識は得られない。

古い記憶(割とネガティブなことが多い)に引っ張られそうになったら思い出したい。

【記憶はなぜ蘇るか】

・原因

・対象が似ている

・対象が対照的

・因果関係

このように記憶は蘇るので、色々なパターンがありますね。

また、

新しい記憶の印象は、古いものを流し去る。記憶の印象がまだ新しければ、素早く思い出すことはやさしい。この印象は潜在意識から顕在意識に浮かんでくる。

新しい印象であっても顕在意識にあったと書かれていて面白い。

潜在意識について今一度確認が必要なようです。

私の記憶・・・蘇りにくい・・・これは何でだろう?

古い記憶の印象も蘇る。かつて学んだ母校を十年後に訪れると、当時の記憶が蘇る。かつての教師、旧友、当時の本や他のさまざまなことを思い出す。

私はなかなか人の名前が思い出せないタイプです。

なので、覚えようとする時には上記の中の”対象が似ている”を使って記憶に焼き付けます。

あと、写真のように顔と文字を一緒に記憶します。

記憶を呼び起こすシステムについては来月読み進めていきます。

【良い記憶の特性】

良い記憶の特性は

①呼び起こしの良さ・・・文章の一節を一度読んで、その後で上手に繰り返すことができれば、記憶力の良い証拠である。

②正確さ・・・追加したり、省いたりしないでそのままに繰り返せる。

③保存能力・・・長い期間にわたって物事を憶えていられる。

④迅速な思い出し・・・問題なしに、必要な時にすぐに思い出せる。

つい最近まで、資料を作ったり、ブログを書いたりしている時、①を練習していましたが、今はスマホでとても便利にコピペができるので、便利と引き換えに段々と記憶力が悪くなっているように感じます。

こんな良い記憶をしたいものです。

最後に

今回も長文にお付き合いくださりありがとうございます。

参加者同士で共有している今月の学びを何回かに分けて短い内容で配信しようかと思います。

興味がありましたら下記のLINEまで配信希望と教えてくださいね。

友だち追加

Yoga Bijaの公式LINEですが、個別のやり取りができるようになっています。

また、月に一度、全体に向けてお知らせもしています。

また、『ヨーガとこころの科学』だけではなく、シヴァーナンダさんの解説で『バガヴァッド・ギーター』学習会も行っています。

来月は12月8日16:30〜18 :00開催です。

ご都合がつかない方でご希望があれば私の空いている時間で開催しますのでこれも上記LINEからご連絡ください。

LINEよりメールや電話がいい方は

●メール:ylsbija@gmail.com

●電話:090-7912-2282 加藤まで

こうゆう学びの時間は気づきが多く、人生を豊かにしてくれます。

興味があれば始めましょう!

なかなか続かないという方はご相談くださいね。

Yoga Bija

加藤

Follow me!


コメントを残す