心に光を灯す【サット・サンガ】スヴァーミー・シヴァーナンダの教えから得た2026年4月の学びと次回のご案内
中伊豆の姫之湯はこの季節、とっても気持ち季節です。
オンラインの朝の瞑想のクラスの時間に最近気温をお伝えしています。
「少し肌寒いです。」という私とは違って、見た目にも半袖で参加されていて暖かそうな感じの長泉町から参加しているYさんから「先生の姫之湯と5度位違います。」と教えていただきました。

そんな姫之湯ですが、いただいた紫陽花が今年も咲き始めました。
そして、今週末はサット・サンガです。
オンラインと姫之湯教室での同時開催なのでタイミングが合えば姫之湯の大自然の中でのんびりして行ってくださいね♪
最近、夜はカエルの大合唱です♪
以下に、月に一度のサット・サンガのお知らせと先月の学びをまとめました。
*サット・サンガは初めての方もご参加いただけます
*参加費無料です
2026年5月〜12月 開催のご案内
日時: 2026年5月23日(土)17時~18時30分
場所: オンライン(Zoom使用)または姫之湯教室
読む書籍: スヴァーミー・シヴァーナンダ著『ヨーガとこころの科学』
第16章 思考が世界をつくる 【思考、あらゆるものの起源】からです。
参加費: 無料
持ち物: 『ヨーガとこころの科学』(お持ちでない方は初回のみ本の貸出できます)・筆記用具
参加方法: 事前予約制。
ご予約は、24時間前までにお申込みください。
LINE や下記記載のメールやお電話、予約サイトからお申込みいただけます。
キャンセルの時もご連絡お願いします。
●LINE

●メール:ylsbija@gmail.com
●電話:090-7912-2282
今後のスケジュール(基本第4土曜日開催/12月のみ第2土曜日開催です)
▶︎ 6月27日/7月25日/8月22日/9月26日/10月24日/11月28日 /12月12日
2026年4月参加メンバー各自の学びのまとめ
4月は前半にヨーガ指導者修了式があり、後半で【想像力の破壊方法】と【想像のない状態】を読みました。
前回のサット・サンガの記事はこちらです。
◉なおみ
【想像力の破壊方法】
周りの事物への欲望から離れ、心の中に生じるすべての想像を除去しなさい。想像によって生じる心は想像によって滅ぼすことができる。風に煽られる火は、風が吹き消す。
ここまで、束縛の原因は想像である、想像が俗世をつくる、などとあり、そして、想像力を破壊しなさい、とありました。
その方法が、想像によってだということに、目からウロコでした。ここまで書かれてた”想像”と、破壊のための”想像”の違いとはなんだろうか?と疑問に思いました。
また、みなさんと話をする中で、”想像(サンカルパ)”とあり、”サンカルパ”に対して良くない印象がなかったので、引っかかっていたことを思い出しました。
ヨーガ事典でのサンカルパの解説を確認すると、
意思、決心、目的、願望、強い願い。マナス(意)の機能で思考作用や意思作用のこと。
とありました。
心は心で破壊する、ということと同じなのではないか、という話も聞き、膨らむ想像を制御し破壊するためにも、想像(サンスカーラ)による意思や決心、強い願いこそが必要になってくるということかな、と理解しました。
また、改めて事典を見るとサンカルパとは
ヨーガを始める時に、このサンカルパで、これからヨーガを行うこということを自覚する。
ともありました。
想像によって俗世が作られており、想像を破壊していくのだ
という自覚を持つということがそれにつながっていくのかな、と思いました。
また、ヨーガを行う際、落ち着いて坐り心を静めて内側に意識を向けて始めていきますが、改めてしっかりその自覚をもって行なっていきたいと思いました。
◉たえこ
P.95【想像力の破壊方法】
の、最後の文、
風に煽られる火は、風が吹き消す。
が、わかりやすかった。
同じ風でも
爽やかな気持ちの良い風
災害をもたらすような恐ろしい風
風の前につく形容詞によって、全く風の意味が変わってしまう。
だから、風それ自体=想像それ自体としたら、それ自体が良い悪いではなく、どんな風なのか、どんな想像なのか、その〈どんな〉の部分が問われていることなのではないかと思いました。
途中からの参加なので、最初から少しずつ読み始めています!
◉ようこ
今回、心の変化がありましたのでシェアさせていただきます。
最初この本は〈厳しすぎる、難しい〉と言うのが第一印象でした。
本を読むというより字面を追っているだけという状態でした。
当然、文章も理解できず、これから読み進めて行けるだろうかと少し不安もありました。
でもそんなハズは無い、きっと素晴らしいハズという思いが湧きました。
そしてこの本の最初にあるスワミ・シバナンダさんの【愛する人びとへ】を読んだらそれは正しく愛のメッセージでした。
そして序文も心に響きました。
何より自分が無知だったことに気付きました。
想像という曇った目でみていました。
今回の【想像力の破壊方法】の中で
想像によって生じる心は想像によって滅ぼすことができる
とあります。
無知ゆえ傲慢な私(想像)が想像(サンカルパ)によって変えられた気がします。
(尚、サンカルパの意味はなおみさんからこのラインで学ばせていただきました)
◉みさき
【想像力の破壊方法】
想像によって生じる心は想像によって滅ぼすことができる
心を揺らす側の想像
↓
心を整える側の想像
改めて、どう理解したか。
私はこのような感じでまとめてみました。
日々の想像に気づき、振り回されず、手放すまでできたらいいなと思います。
【想像のない状態】
ここでは〈秋の青い空〉という例えに分かりやすいなと感じました。
秋の空は雲が少なく空気も澄んでいて遠くまでよく見える。
雲=想像
青空=ブラフマン
遮るものがなく、クリアに見える。
ブラフマンだけが燦然と光り輝く
自分の内に歓びを求めよ
これが一番大事だね、と話しました。
外のものが悪いというより、それがないと幸せになれない、と思ってる状態から離れることが大事なのかなと思います。
消さなきゃ、ではなく秋の青い空を思い浮かべ、「晴れていく」という方向にシフトしてみたいです。
◉みきこ
【想像力の破壊方法】
識別の力で想像を破壊し続ける努力が必要。
師の教えに従って行動することで、想像を除くのに、努力しすぎず最小限の努力でそれをすることができるし、事物への執着から心を引き離すことも容易になるのだから、師に教えを請うことは大切なのだと改めて思った。
【想像のない状態】
エネルギーを込めた努力で、一つ一つ心の中に湧き起こる波を破壊することで超越的瞑想に辿りつけ、迷いの厚い霧が晴れていく様子はイメージしやすく、爽やかな感覚を覚えた。
自分の内に歓びを求めよ。
外の事物に幸福を求めるから、心の空虚感が埋まらないのだと分かった気がした。
純粋な真理に向かって内観していくことにこそ価値があるのだと思った。
◉なつみ
【想像のない状態】
一つ一つ心の中に湧き起こる波を破壊しなさいーその時、遠い過去から引きずってきた迷いの厚い霧は消え去る。
日常生活でどんどん想像を膨らまし疲弊してしまう自分と重なりました。
ひどいときには疲弊している自分にも気づけなくなるらい想像でいっぱいです。
坐ること、心を観察することが不十分だと感じました。
自分の内の歓びを求めること、純粋な真理を求めること、忘れないようにしたいです。
◉かとう
【想像力の破壊方法】
識別の力とたゆまない努力によって、想像という汚れ、曇りを破壊し、真理の知識でブラフマンの歓びの大海に浸りなさい。
識別の力は、色々なことを知っている、物知りとは違います。
解脱への道への知識のことです。
それがあれば、エゴから生まれる不安や執着による想像に振り回されなくなるので、ブラフマンと自分は本来一つだったという真理に気づくことができていくと読み取れます。
識別の働きで想像を破壊しようとしても、想像は何度も顔を出す。事物への執着から心を引き離し、師の教えに従って行動しなさい。
識別の力は識別知とも言われています。
やはり日々の生活があまりにもリアルなので、マーヤーで私達は色眼鏡でこの世をみていることに気づきにくいから、執着をなくし、師の教えにしたがってする行動が大切ですよね。
生きた師は私たちの前で見本を見せてくれます。
色眼鏡をつけているから、師と同じように見えません。
自分の執着、エゴをなくしていくのには、師について学ぶことはとてもリアルな学びです。
ひとときもこの世の事物のことを思い患ってはならない。
想像を除くのに努力しすぎることはない。
厳しいことが書かれていますが、私達はここで学んだので、少しでもこのような状況に早く気づいて平穏な状態を保ちたいものですね。
この世は架空、虚像であることがはっきりとわかれば、名前と形を持った虚像の世界はゆっくりと消え去っていく。
スヴァーミージーに
「名前と形があるものは本物ではありません。」 「本物は変わりません。」 と教わったことを思い出します。
とても端的な言葉ですが、最初は誤解しやすい教えかもしれません。
名前と形がある私たちの肉体も、常に変化しています。
年齢を重ね、考え方も変わり、環境も変わっていきます。
では、「私たちは本物ではないの?」と思うかもしれません。
ここで言われているのは、「変化するものは永遠不変の実在ではない」ということです。
肉体や心は変化します。
けれど、私たちの本質は変わらない。
インド哲学では、その変わらない本質をアートマンと呼びます。
そして、肉体はいつか終わりを迎えても、アートマンは輪廻転生を繰り返しながら存在し続けると考えられています。
だから、「名前と形があり、変化するものは本当の意味で不変ではない」と教えられるのですね。
この教えを理解していくことは、執着を少しずつ手放す練習にもなっていきます。
「ブラフマンだけが真実。この世界は虚構であり、神秘なブラフマンの世界の転写にすぎない。自己とブラフマンは一体だ」、この言葉を常に繰り返しなさい。常に繰り返すことで、あなたは大きな力と心の平安を得るだろう。
シヴァーナンダさんからのわかりやすい練習方法がここに書かれています。
●ブラフマンだけが真実(変わらないもの)
●自己とブラフマンは一体だ
いつも同じことを仰るけど、すぐに忘れてしまうから、こんなふうに繰り返し教えていただけることは有難いですね。
これはヴェーダーンタの格言のひとつ、〈アハン・ブラフマ・アスミ(私はブラフマンである)〉
という教えにも通じています。
〈私はこの肉体だけの存在ではない〉〈本質はブラフマンそのものだった〉と、本来すでにそうであることを思い出していく教えです。
でも、頭では理解したつもりでも、心の底から疑いなくそう感じるのは難しいですよね。
だからこそ、繰り返し瞑想していくことが勧められています。繰り返しです。
これは何か新しい自分になるというより、〈誤認を外していく〉方向性の瞑想なのだと教わりました。
瞑想の時間に、静かに繰り返してみるのも良いかもしれませんね。
周りの事物への欲望から離れ、心の中に生じるすべての想像を除去しなさい。想像によって生じる心は想像によって滅ぼすことができる。風に帰られる火は、風が吹き消す。
ここは最初に読んだ時に、わかるようなわからないような・・・って感じだったので、それぞれが自分の言葉に落とし込むことを宿題にしよう!と話したところだったのですが、なつみちゃんがいいところに気づいてくれて【サンカルパ】を『ヨーガ事典』から引用してくれ、みんなの理解が深まりました。
【サンカルパ】
意志。決心。目的。願望。強い願い。マナス(意)の機能で、思考作用や意志作用のこと。
①ヨーガを始めるときに、このサンカルパで、これからヨーガを行なうということを自覚する。
②ヨーガ・ニドラーのときに行なう「願い、願望」。サンカルパは積極的な内容、短い簡潔な言葉でなくてはならない。ヨーガ・ニドラー時では、脳波は覚醒時のときのシータ波と安静時のアルファ波が交互に出ている。この状態における暗示は潜在意識に深く入るので、ニドラー時のサンカルパは必ず成就するといわれている。
一緒に本を読むことはやっぱり理解が深まりますね。
みんなの?は【想像】がサンカルパというサンスクリット語から邦訳されていますが、ヨーガ・ニドラーで使うサンカルパはいい意味だったので、それが除去しなくてはいけないものというようにイコールで結びつかなかったことです。
サンカルパには二つの意味がありました。
【想像のない状態】
諸悪の根源である想像を滅却すると、無知とその結果である心も絶滅する。想像がなくなれば歓びだけがそこにある。
無知=無明でしたね。
間違っているのに、正しいと思うこと。
本質を知らない状態。
と理解するとわかりやすいでしょうか?
また、前の【想像力の破壊方法】のように、
変化するものを、変化しないもの(本物)だと思い込むこと
と訳して読むといいかもしれません。
私たちが陥りやすい罠ですよね。
仏教では、無知が煩悩をつくると言われ、ヴェーダーンタでは、無知が執着や苦しみを生み出してしまうと考えられています。
無知とその結果である心も絶滅する
と強い感じで仰っていますが、『ヨーガ・スートラ』の〈ヨーガとは心の止滅である〉を思い出します。
死滅ではなく、心の動きを止める止滅のことなんです。
想像は心の波でしたよね。
想像そのものに気づき、それに振り回されないことが大切だと感じます。
誰もいない部屋に一人座り、目を閉じなさい。心を観察し、エネルギーを込めた努力で、一つ一つ心の中に湧き起こる波を破壊しなさい。すると自然に超越的瞑想が続いて起こるだろう。
前の【想像力の破壊方法】で触れたように、「アハン・ブラフマ・アスミ」を常に思い出したいですね。
その時、遠い過去から引きずって来た迷いの厚い霧は消え去る。そして、秋の青い空のようにブラフマンだけが燦然と光り輝く。
青い空の表現をされる方をヨーガ関係ではない人からも聞いたことがあります。
でもここでは秋の青い空というように限定されています。
みんなで「秋の空は綺麗だね」と共通の理解がありました。
私たちも色眼鏡を外したら、そんな澄み切った綺麗な青空が見れるはずですね。
そして、そこにはブラフマンだけがいると書かれています。
もともとそこにいたんですよね。
まずは、識別知を作動させて、マーヤーだと気づき、色眼鏡を外さなくてはならないですね。
そして、同時に「アハン・ブラフマ・アスミ」という言葉を心の波を鎮めるための言葉として使いましょう。
”心の平安は、お金儲けや異性や飽食の中にはない。心の欲望がなくなった時、真の自己が輝き始め、永遠の歓びと平和を感じる。人はなぜ、無益に外の事物に幸福を求めるのか。それは虚しい努力だ。自分の内に歓びを求めよ。純粋な真理、永遠の存在そのものを見つけなさい。
心の欲望をなくすことはできますか?より大きな喜び(内側の平和)を知ることで、自然と外への興味が薄れていくプロセスが出来上がっていますか?
私は年齢とともに減ってきましたが、4月は外の事物(BTS)に心が奪われ、結構騒がしかったので反省です。
ヨーガを何年もやっていてもこんなことがありますが、諦めず、できることをコツコツ続けていきたいです。
この読書会がなければ、反省する気持ちにもならなかったと思います。
一人ではサット・サンガはできないので、参加してくださる皆さんに感謝です。
ありがとうございました。
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全ての窓口は加藤です。
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最後に
私たちの教室では、サット・サンガでの学びを日常でも活かせるよう、短くして配信も行っています。
もしご興味があれば、下記の公式LINEまで「配信希望」とメッセージを送ってくださいね。

Yoga Bijaの公式LINEですが、個別のやり取りができるようになっています。
(*一斉配信数が決まっているため、このシェアは個別でやり取りします。)
また、紙で読みたい方もご要望くださいね。
ヨーガを続けていると、
《優しくしよう》と頑張らなくても、少しずつ心に余白ができて、
人にも自分にも優しくなっていく気がします。
それを裏付けているのが哲学を知ることだと思います。
そうすると自分の中に自信みたいな、「これで大丈夫!」という感覚が戻ってきます。
サット・サンガは哲学を知らなくても参加できるので、ぜひ一緒に『ヨーガとこころの科学』を読んで、本来の自分に気づく時間を持ちましょう♪
Yoga Bija
加藤

