【予約受付中】【サット・サンガ】穏やかな毎日の為に♪
いつからでも学べるのが『バガヴァッド・ギーター』。
◆『バガヴァッド・ギーター』
『バガヴァッド・ギーター』は『ヨーガ・スートラ』と同様、ヨーガを学ぶ者にとって欠かすことのできない教典です。
また、インド精神を代表するただ一冊の書物をあげるとするならば、この『ギーター』であるといわれています。
『バガヴァッド・ギーター』のバガヴァットとは「神、尊者、神聖」、ギーターとは「聖歌、讃誦」という意味です。ですから、『バガヴァッド・ギーター』とは神(ここではクリシュナ神=ヴィシュヌ神)によって説かれたヨーガの教えという意味になります。
『ヨーガ・スートラ』がウパニシャドからの流れを受け継ぐ古典的なラージャ・ヨーガの教典であったのに対し、『バガヴァッド・ギーター』はジニャーナ・ヨーガ、カルマ・ヨーガ、バクティ・ヨーガなどを説いている教典です。
そして、『ヨーガ・スートラ』が世俗的な生活の煩わしさから離れたところでの修行、つまり出家的なヨーガを説いているのに対し、『バガヴァッド・ギーター』のヨーガは現実社会の中にありながら最高の境地に達することを説く在家のヨーガです。しかも、あらゆる階級の人々を、男女や職業の区別なしに、すべての人を解脱に導くと説いているところに今日多くのインド人に親しまれている理由があるようです。
『いまに生きる インドの叡智』(成瀬貴良:著)より
成瀬貴良先生がそう仰っていました。
悩みがあれば、『バガヴァッド・ギーター』を開くと、そこに答えがあると言います。
Bijaでは2017年6月から『バガヴァッド・ギーター』を学びはじめ、途中からの参加者も多いので、初めてでも安心して学んでいただけます。
今月は9章に入っています。
9-2
「(その智とは)王の知識、王の秘密、最高の浄化具である。
それは直観によって理解され、
ダルマにかない、
とても簡単に行なえ、
不滅である。」
成瀬貴良先生の解説は
「つまり、勉強して得る情報としての智ではなく、直観的に得られる智です。
道を踏み外さないダルマに則たもので、とても簡単に行え、不滅の智です。」
さらに、成瀬貴良先生の解説は続きます。
「矛盾しているようです。
直観的に得られるとしながらも、とても簡単であると言うのです。
直観で得られるような智慧など、そう簡単に得られそうにありません。
長い修行が必要ではないでしょうか?」
9-3
「敵の攻撃者(アルジュナ)よ。
ダルマを信頼しない人たちは、
わたしに達することなく、死の輪廻の道に戻る。」
成瀬貴良先生の解説
「ダルマとは本来はインドの正義であり、法であり、習慣のことですが、ここでは『ギーター』を通しての説教です。
これらを信頼しない人たち、信仰を向けない人たちは、クリシュナに達することなく、死と輪廻を繰り返します。
クリシュナに専心して心に描くことなく過ごす人は、死と輪廻を繰り返します。」
「ここでは法(ダルマ)の扱いに注意」とコメントもありました。
自分ひとりで読んでいたら、何も疑問を抱かずに読んでいたかもしれません。
4節、5節は違うことを言っているような少し難しい部分でした。
こうゆう時も、成瀬貴良先生の解説があるので理解できます。
9-5節は
「万物はわたしの中の存在しない。
見よ、わたしの神聖なるヨーガを。
わたしのアートマンは万物を支えているが、わたしは万物の中に存在しない。」
成瀬貴良先生の解説は
「万物の中にクリシュナ(アートマン=ブラフマン)を見るものだと思ってきたのに裏切られた感じです。
これはあらゆるものの中に小さな小さなクリシュナが入っているという意味ではありません。
本の中に、洋服の中に、食べ物の中に、テレビの中に、クリシュナが入っているというわけではないのです。
支えてくれているだけで、その中に入ってはいないのです。
それを、「見よ、私の神聖なるヨーガを。」と言っているのでしょう。
「万物がわたしの中にあるが、わたしは万物の中にはない。」は、「万物はわたしと共にあるが、わたしは万物の中に入ってはいない。」ととらえるべきでしょう。
本を見たとき、洋服を見たとき、食べ物を見たとき、テレビを見たとき、クリシュナを感じるのです。
神聖なるものを感じるのです。実際にクリシュナ(アートマン=ブラフマン)がそれらの中に入っているわけではありません。
『バガヴァッド・ギーター』は18章からなっています。
読もうと思えば簡単に読める短いものです。
ただ、読み解くことが大切になります。
そして、活かすことが大切です。
あらゆるものにクリシュナを感じてみませんか?
クリシュナがピンとこなければ、自分が大切にしているものでも良いと思います。
『ヨーガといのちの科学』(スワミ・チダナンダ:講演 小山芙美子:編)の中でスヴァーミー・チダーナンダさんは、
「私達の生存の秘密というのは、宇宙の最終の力に繋がっているからこそ、いま毎日生きていくことができるわけです。
色々な違う宗教がそのことについて違う名前を付けてきましたが、名前はどうであれ、我々にとって最も大事なことを言おうとしています。
文化とか言葉の相違から違う名前が付いただけです。」
と、仰っています。
だから、クリシュナという名前でなくても良いと思います。
そんな気持ちで毎日生活すれば、穏やかに過ごせそうです。
ただ、なかなか難しいから、私たちはヨーガをします。
『バガヴァッド・ギーター』などの教典をいつも手元に置いて触れる生活を送ります。
いつも触れていると、だんだんと自分のものになっていきます。
リラックスするのにも、100回練習しなければ、自分がリラックスしたいって思う時にリラックスできないって聞いたことがあります。
野球のピッチャーは練習で100発100中ストライクを決められなければ、本番で実力を発揮するのが難しいように。
穏やかに生活するための練習を、教典を通して学んでいきましょう♪
予約受付中です。
【日程】
2019年1月26日(土)
●キールタン自主練習 13時~14時
●学習会受付 14時30分~
●学習会 15時~16時30分
●実技受付 16時30分~
●実技 16時45分~18時15分
●新年会(中むら さん) 18時30分~
【場所】
The Yoga Life Society Bija(Y.L.S.三島校)
駿東郡清水町新宿257-1 analog 2階
【講師】
成瀬貴良先生(ヨーガ・サンガティ主宰、Y.L.S.専任講師)
【受講料】
●キールタン 初回のみ500円
●学習会 継続意志がある方と、1回だけの単発受講の場合と2通りあります。
3ヶ月以上継続で受講意志がある方は、1回3,000円。
1回単発受講の方は、1回4,000円。
そして、それぞれに資料代500円です。
まとめますと ↓
・学習会3ヶ月以上受講意志の方(資料代含む):3,500円
・学習会単発受講の方(資料代含む):4,500円
・必要であれば、休みの場合の資料:1回1,500円(貸出は無料です。)
●ヨーガ実習
・学習会受講の方2,000円 ・単発の方3,000円
【持ち物】
●学習会には筆記用具。椅子ではなく床に座って行なう学習会ですので、楽な服装がお薦めです。
【その他】
●受講申し込みは1月24日木曜日19時まで。
●駐車場に限りがあり、遠方からお越しの方を優先にさせていただいていますので、広小路駅周辺の有料駐車場をご利用ください。
《お薦め駐車場》
*それぞれ教室まで徒歩10分くらいです
お問合せ/予約は
●メール:ylsbija@gmail.com
●電話:090-7912-2282 (加藤まで)
Bijaの場所について
◆ 教室の場所
Bijaの料金について
◆ 料金
ヨーガ・インストラクターになりたい方へ
ヨーガについてわからないことは上記の連絡先までお気軽にお問い合わせください。
Bija
加藤