第 12回『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』第3章ムドラーを学ぶ学習会
毎月一回、ヨーガの教典に触れる時間を持ちませんか?
教典に触れることで、気づきがあり、それを日々のハタ・ヨーガの実践を通して確認していくと、自分の中にブレない核みたいなものができてきます。
頑固になるのではなく、不安になった時、悩んだ時に頼りになるものです。
自信も持つことができますが、ヨーガを行っている私たちは謙虚さも忘れません。
ハタ・ヨーガのハタを陰と陽に訳すことがありますが、対極にあるもののバランスがとれていくように感じます。
ムドラー
ハタ・ヨーガを実践しているなら知っておきたいムドラーについて今学んでいます。
前にもご紹介したとい思いますが、改めてムドラーについて、成瀬貴良先生の『ヨーガ事典』を引用します。
ムドラー
①印、象徴、シンボル、紋。
②身体を使って特定の意味を表現すること。仏像や舞踊などで、ある意味を象徴的に表すこと。
③潜在的なエネルギー(クンダリニー、シャクティー)の覚醒を目的とするもので、タントラやハタ・ヨーガの独自の行法。ムドラーは主に、あるアーサナに特殊な呼吸、クンバカ、バンダ、特定の場所への意識、集中などを組み合わせて行われる。
また、象徴的、暗示的な要素が強く、文字を通しての表面的なことだけでは、真に意味することを理解するのは困難である。
タントラ系のヨーガの概念では、人は、潜在的なエネルギー(クンダリニー、シャクティ)を認めている。このクンダリニーと呼ばれるエネルギーは、スシュムナー・ナーディーの下端(会陰部のあたり)に眠った蛇として象徴される。このクンダリニーを覚醒させることがムドラーの目的である。ムドラーにとって目覚めたクンダリニー は、3つの結節を破り、スシュムナー・ナーディー上昇し、眉間に入るシヴァ神(クンダリニーの配偶者)と合一する。その時、真の自己と合一し、精神的至福が得られる。また、スシュムナーにある各チャクラも活動し始め、さまざまなジッディ(超自然力)が得られる。
『ヨーガ事典』成瀬貴良
ここに書かれているように、文字を通しての表面的なことだけで理解するのは本当に難しいことを学んでいますが、それでも教典に書かれていることを学ぶだけでも実践するのは大切なことだと思います。
前回の学びは、ここでご紹介する、文字だけになり誤解を生むといけないので省略しますが、ヨーガの学びは楽しいです。
また、成瀬貴良先生の解説があるから、読み進められます。
難しいところではありますが、ぜひ一緒に学びを深めていきましょう。
5月の日程
5月は【ヴァジローリー・ムドラー】の続きからになります。
【サハジョーリー・ムドラー】【アマローリー・ムドラー】と、続きます。
あと3回くらいでムドラー編も終わるでしょうか?
『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー 後編』を使って行っています。
ハタ・ヨーガを実践されているのならおすすめの本です。
前編もあります。
前編には、第一章アーサナと第二章プラーナーヤーマについて書かれています。
ぜひ2冊をお手元に、そして日々開いてみてください。
ただ、調べてみたら今日現在でAmazonでは、後編はKindle版しか販売されていないようでした。
購入される時はご注意くださいね。
日時:2023年5月16日火曜日13時〜14時30分
場所:Yoga Bija 清水町教室
講師:加藤
持ち物:『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー 後編』または 『ヨーガ根本教典』/筆記用具
その他:坐学ですが、実習も行っているので動きやすい服装で参加ください。
受講料:3000円
ご予約と締切について
ご予約はLINEでもできるようになりました。
メールやお電話でも受付ていますので、お好きな方法をお選びくださいね。
メール:ylsbija@gmail.com お電話:09079122282(加藤)
お申込みいただいた方にZoomの案内をしますので、15日までにご案内が届かない方は、お手数ですが上記より連絡ください。
締切は5月15日(月)19時までになります。
直前まではっきりしないという場合はその旨お知らせくださいね。
最後に
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加藤