2021年レッスン初め【丑年とシヴァ神とアーサナ】


2021年のヨーガ初めから1週間が経ちました。

ヨーガの初レッスンで、前回ご紹介したゴームカ・アーサナ[牛の顔(口)のポーズ]を行いました。

また、シヴァ神の乗り物がナンディという牛ということから、シヴァ神に因んだアーサナ(ポーズ)も行いました。

まずはシヴァ神からご紹介します。

シヴァ神とシヴァ神の異名

『ヨーガ事典』からシヴァ神についてご紹介しようと思うのですが、4ページにわたって書かれているので抜粋してご紹介します。

【シヴァ神の特徴】、【シヴァ神の異名】、【シヴァ神の眷属】、【シヴァ神の神話】という内容の濃さです。

今回は【シヴァ神の異名】についてご紹介するので、その他知りたい方は、成瀬貴良先生の『ヨーガ事典』を参照くださいね。

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◆シヴァ神の異名

シヴァ神はビシュヌ神のように化身による多数の名前を持つ事はないが、その性格により多くの異名を持っている。

1.アーディナータ(原初の守護神)、2.マハーデーヴァ(偉大なる神)、3.カーラ(死を司る「時」)、4.シャンカラ(恩恵を与えるもの)、5.パシュパティ(獣の王)、6.ガンガーダラ(ガンジス川を支えるもの)、7.マヘーシュヴァラ(大自在天)、8.マハータパス(偉大な苦行者)、9.ヨーゲーシュヴァラ(ヨーガの神)10.トリネートラ(三つの目を持つもの)、11.ナタラージャ(踊りの主)、12.バイラヴァ(恐ろしい殺戮者)、13.ムンダマーラー(髑髏を首にかけるもの)、14.トリャンバカ(第3の目を持つもの)、15.ハラ(万物を破壊するもの)、16.マハーカーラ(大黒天)、17.マハーシュヴァラ(大自在天)など多数ある。

『ヨーガ事典』成瀬貴良[編著]

ヴィシュヌ神は10のアヴァターラ(化身)がよく知られていますが、10番目のカルキはまだ現れていないと言います。

それに比べてシヴァ神は『ヨーガ事典』に載っているだけでも13あります。

そして、まだまだ多数あると書かれています。

アーサナとして知られているのがナタラージャですね。

sippakorn yamkasikornによるPixabayからの画像

舞踏の王、踊るシヴァ神のように優雅に行いたいものです。

バランスのポーズなので、1本足で立つのは難しいですが、たとえ揺れてしまっても、バランスをとることに意識の全てを向けていきます。

また、シヴァ神は『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』の中でアーディナータという異名で登場し、『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』はまずアーディナータへの礼拝からはじまります。

そして、アーディナータからヨーガが伝えれたという話しがあります。

以下、またなんでも載っている『ヨーガ事典』から紹介します。

【マッチェーンドラナータ(ト)】

『ハタ・ヨーガ。プラディーピカー』(Ⅰ-5〜9)の聖者の名前のリストに上げられている、伝説上のナータ派の聖者。

伝説ではマッチェーンドラナータがアーディナータよりハタ・ヨーガの教えを学び、それを直弟子のゴーラクシャナータに伝えたといわれている。そのいきさつのひとつは次のとおりである。

「ある日海岸で、シヴァ神がパールヴァティー妃にヨーガの秘説を説いていた。しかし、パールヴァティーは退屈をして眠ってしまう。しかし、ローケーシュヴァラ(アヴァローキテーシュヴァラ)は魚の姿に身を変えて、その秘説を聞いてしまう。魚の姿をしていたところから、マッチェーンドラ(魚の王)とよばれるようになった」

『ヨーガ事典』[成瀬貴良編著]

マッチェンドラ・アーサナというのは、このマッチェンドラナータの名前が由来です。

マッチェンドラ・アーサナは教典通り行うのは難しいので、教室では写真のようなアルダ・マッチェーンドラ・アーサナを行うことが多いです。(教室では少し手の位置が違うやり方で行っています。)

また、したの足を伸ばしてもっと簡易的に行う方法もあります。

こんなふうに丑年から繋がってだいぶ脱線しましたが、色々なアーサナへと展開できます。

そしてどんなアーサナも形にこだわり過ぎることなく、ゆっくりマイペースに、集中・観察して、イメージを描きながら、呼吸に合わせリラックスして行います。

そして、自分のできる範囲で完成したアーサナを、静かな呼吸をしながら一定時間保つのもヨーガでは大切なポイントです。

どんなアーサナも瞑想している時のような静かなリラックスしている気持ちで行ってみてください。

リラックスしている時は副交感神経が優位になるので、自然治癒力も高まりますね。

最初はリラックスも難しいですが、これも練習すると必ずできるようになるものです。

ぜひ一緒に練習していきましょう。

Bija

加藤


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