ヨーガをやっていても嫌なこと、残念なことは沢山あります〜『バガヴァッド・ギーター』からの学び
月に一度開催しているサット・サンガ第1部で学んでいるのは『バガヴァッド・ギーター』です。
2月は26日に開催です。
第1部は15時スタートです。
90分行います。
ちなみに、第2部は17時スタートです。
同じように90分で行っています。
第2部では『パタンジャリ・ヨーガの実践』の読書会です。
いずれも無料です。
どちらも3〜6名の少数で和気藹々オンラインで開催中です。
参加者募集中なので興味があればぜひご参加ください。
オンラインでの受講が心配な方は、事前に練習しましょう。
Zoomのアプリをダウンロードしてくださいね。
『バガヴァッド・ギーター』14章から
『バガヴァッド・ギーター』14章から少しずつ、日々の生活に生かせるかな?と思う部分をピックアップして紹介していきます。
14章は三つのグナの違いを知るヨーガが説かれています。
成瀬貴良先生の解説です。
14ー5
サットヴァ、ラジャス、タマスの緒グナはプラクリティから生じる。そして、不滅の内存者(デーヒン)を体に束縛する。剛腕の者(アルジュナ)よ。
『バガヴァッド・ギーター』
先生の資料は、上記の訳と共に解説がつきます。
『ギーター』は解説が大切とも言われますが、この解説の中に、第2章14節でもプルシャとプラクリティについて書かれているという説明がありました。
また、先生はこの文言が好きだと書かれています。
以下です。
2−14
カウンテーヤよ。物質との接触は寒暑の感情、苦楽のもつ感覚が生まれる。それらは行き来し、無常である。それに耐えよ。バーラタよ。
『バガヴァッド・ギーター』
2−15
それらの接触に悩まされない人。苦痛も喜びも同等に見る人。そのような人は不死にふさわしい。
『バガヴァッド・ギーター』
第2章を振り返って先生の解説を見てみると
2−14
永遠に続くものはないという考えです。
喜びも悲しみも永遠に続くものはありません。
私たちは、寒暑や苦楽に振り回されて、それらに出会うとどうしようもなく感情に振り回されてしまいます。
しかし『バガヴァッド・ギーター』はそれらに耐えなさいと教えています。
『バガヴァッド・ギーター』
さらに成瀬先生は、
確かにいいことばかりではありません。
ヨーガをやっていても嫌なこと、残念なことは沢山あります。
それらに耐えなくてはならないのです。
『バガヴァッド・ギーター』
また15節の解説は
つまりは二元性に振り回されない人、苦痛も喜びも同じように見る人、苦楽の中にあっても平静さを保てる人は解脱した人(不死にふさわしい)と言っています。
つまりこの世のあらゆるものと真実の自己とは同一である、梵我一如ということです。
『バガヴァッド・ギーター』
頭ではわかっていても、苦痛の只中にいたら平静でいることは難しいです。
先生がおっしゃるように「ヨーガをやっていても嫌なこと、残念なことは沢山あります」。
なのでそんな時には『ギーター』を思い出して、淡々と行動していくことしかできません。
よく思い出すのが、有森葉子さんの『使いきる』という本だったと思うのですが、【沢山の洗い物があった時、右から左へとただただ洗っていくだけ。】というようなことが書かれていました。
なので私の場合はこの本も参考にして、あれこれ考えて行為するんじゃなく、どうせ片付けなくてはならない問題ならば、【右から左へ】というように、やることを端から片付けていきます。
やらなければならない問題なら、考えているより、先に手を動かす、行動するというように。
「これをこうしたらこうなるかな?」
「どんな順番でやったら効率がいいかな?」
「これは損かな?得かな?」
ということは考えずに、やってみます。
やっているうちに、こうした方がいいかな?って思ったら軌道修正もしていきますが、だいたいは【ただやる】という感じです。
これは、ハタ・ヨーガをやっているおかげかな?とも思ったりしていますが・・・どうでしょうか?
全部が全部、思い通りに行為に移せることばかりでなないのですが、シヴァーナンダさんが【理論と実践の両方が大切】だと言っているのはこうゆうことなのかな?と思いながら行為します。
ヨーガの学びは、日々の暮らしを心地よく、穏やかにする気づきやヒントになっています。
以前に書いた『バガヴァッド・ギーター』からの学びはこちらから
2022年1月のサット・サンガの日程
現在『バガヴァッド・ギーター』は16章に入りました。
●2022年1月26日(土)(*12月以外は第4土曜日開催。12月は第2土曜日開催です。)
●第1部『バガヴァッド・ギーター』15時〜
第2部『パタンジャリ・ヨーガの実践』17時〜
●Zoomを使ったオンラインで行います。
●無料でご参加いただけます。
●『バガヴァッド・ギーター』をお持ちの方はご用意ください。
●申込み締切は2月24日19時までになります。
ご予約はLINEでもできるようになりました。
メールやお電話でも受付ていますので、お好きな方法をお選びくださいね。
メール:ylsbija@gmail.com お電話:09079122282(加藤)
お申込みいただいた方にZoomの案内をしますので、金曜日20時までに案内が届かない方は、お手数ですが上記よりご連絡ください。
直前まではっきりしないという場合はその旨お知らせくださいね。
ご予約、お待ちしています。
Yoga Bija
加藤